« 『考える粘菌』を読む | トップページ | 夏至が近い »

2026年6月13日 (土)

『論理的思考とは何か』を読む

著者は社会学者。

本著者がアメリカの大学に留学して、エッセイ(小論文)を提出。
返されたのは、赤ペンで「評点不可能」。
何度書き直しても、「評点不可能」と返された経験が書かれている。
ところが、アメリカ式エッセイの構造を知り、その型で書き直すと評価が三段跳びで良くなった。

〝しかし〟 と、本著者は続ける。
アメリカ式エッセイの型で書くと、
 重要だと思っていたことが不必要になる
 主張すらも変わる
そして、〝必然的に〟という まくら言葉を付けて、
 結論も変わる
と。

Re_20260502215601
こんな喫茶店で読み始め。

本書によれば、
 〝論理的思考〟は、目的に応じて形を変えて存在する
ということで、目的に応じた思考法が紹介される。

4ヶ国の初等教育課程で教えられている作文・論文の構造(思考パターン)が、著者によって分析される。
それを抜き書きすると、
 アメリカ 序論(主張)    本論(根拠)    結論
 フランス 導入(定義・提示) 展開(正反合)   結論
 イ ラ ン  序論(背景)    本論(主題の説明) 結論
 日  本 序論(背景)    本論(書き手の体験)結論

初等教育課程が そうだったのか。
そういう思考法を教えられたのか どうだったのか。
さっぱり記憶にない。

本夕、読了。

現業の場での報告・発表は、アメリカ式。
まず、結論(主張)を。
と、私は、先輩・上司から250回は言われてきた。

なぜ、250回も言われてきたか。
なぜなら、私はアメリカ式思考法をしないから。
といって、日本式思考法もできない。

私の思考法は、KON-chan流。
いつも思いつき(^^;

« 『考える粘菌』を読む | トップページ | 夏至が近い »

コメント

この本の内容は、かなり注目してます。著者の渡邉雅子さんの今後の活躍に期待しています。ユーチューブで、この本を絶賛しているのを見ました。いままでの常識をくつがえす、より広い視点です。 仏法(法華経)では、普遍真如の理と、隨縁真如の智を区別しますが、普遍真如の理とおもわれている論理的思考にも、国によって違いがあるようですね。

投稿: tera | 2026年6月15日 (月) 07:43

teraさん、こんにちは

本著者は文化の衝突と表現したりしています。
記事の頭の方で書いたのですが、この著者、アメリカ式でエッセイを書いたら結論まで変わると。

この留学経験が書かれている1ページなければ、内容にウンウンとうなずくのですが。
この経験は作り話なのでは。
と言う気分で読み終えました。

投稿: KON-chan | 2026年6月15日 (月) 17:47

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 『考える粘菌』を読む | トップページ | 夏至が近い »