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2026年5月 5日 (火)

『川漁師 神々しき奥義』を読む

紀元前5世紀の古代ギリシャの歴史家が、
 ナイル川は決まった時期に氾濫する。
 それがナイル川の下流を肥沃にするので、
 エジプトで農耕が進んだ。
 それが、
 〝エジプトはナイルのたまもの〟
だと、何かで読んだか聞いたかした。

ところが、実際に古代ギリシャ語で書かれた原典を読んだ人によると、
 ナイル川が運ぶ土砂で、河口に広大な
 三角州(ナイルデルタ)が形成された。
 それが、
 〝エジプトはナイルのたまもの〟
だということらしい。

四国を西から東へ流れる吉野川は徳島市で海に出る。
その川幅は広い。
荒川に次ぐ日本2位。
その下流域でシジミを採る川漁師が20名ほどいるとのこと。
ある川漁師が言う。
 洪水で被害に あう人には悪いけど、シジミ漁師は洪水になると
 ニンマリ。
 上流から土砂と一緒にシジミの栄養分を運んでくれるからね。
と。

本著者は、雑誌記者の のち独立。
静岡県下田市に移り住み、山棲み川暮らし、そして海人の生活を実践とある。

Re_20260505075101
こんな喫茶店で読み始め。

nymph(ニンフ)はギリシャ神話の妖精。
美少女。
フライフィッシャーだと、昆虫、特に幼生の水生昆虫が一番にアタマに浮かぶ。
北海道だと〝チョロ虫〟と呼ぶのが普通。
長野県伊那地方だと、これを〝ザザ虫〟と呼ぶ。

天竜川は長野県諏訪湖から流れ出て、南にくだって静岡県浜松で海に出る。
この川には〝ザザ虫〟を専門とする川漁師が7人いて、漁業権も設定されているのだとか。
1日で4キロ・1万尾。
これで、生活していけるらしい。

本夕、読了。

福島県檜枝岐(ひのえまた)村。
ここには、サンショウウオ(ハコネサンショウウオ:体長15センチ)専門の川漁師がいる。
1955年頃には、年間25万匹以上のサンショウウオが漢方の材料として東京に出荷されていたと。

今でも6、7人がサンショウウオだけで生活しているようだ。
檜枝岐の名物料理はサンショウウオのテンプラと黒焼き。

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