『辞書の仕事』を読む
題名は『辞書の仕事』。
が、辞書が仕事をするわけではない。
辞書を作る仕事のこと。
著者は岩波書店で、
広辞苑・岩波国語辞典・岩波新漢語辞典
などの辞典の編集に携わったヒト。
こんな喫茶店で読み始め。
辞典用紙は特別に漉(す)かれる
強度・めくりやすさ・純白ではない色(文字の読みやすさを考慮)
等々、出版社から製紙会社への注文は多数。
製紙会社での開発期間は数年にも及ぶという。
製本されて しばらくたった『広辞苑』の小口(こぐち 本の裁断面:天・地・開く側)の32ページ毎に、縞模様(ミルフィーユのような層状模様)が見える年があった。
紙の原料にはカリオン(粘土)を混ぜるのだが、雪の多い年だったので 例年の山とは違う山の土を使ったのが原因だったと。
本夕、読了。
青森県の中学校教師から岩波書店辞典編集部への封書が、
『岩波国語辞典』で偶然引いた〝くんだり〟の用例が、
青森くんだりまで来た
であることに対するもの。
確かに、
北海道くんだり
札幌くんだり
とは言っても、
東京くんだり
新宿くんだり
とは言わない。
岩波書店辞典編集部はどうしたか。
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