『太宰治 弱さを演じるということ』を読む
青森県の
東半分は南部
西半分は津軽
南部は冬に、
津軽は夏も冬も歩いた。
津軽を東西に走るのは津軽鉄道。
そこを走るのは『太宰治号』と『走れメロス号』。
それに乗ったのは10年以上も前。
津軽は、大ゲサでも何でもなく太宰治と吉幾三。
津軽のドコソコで、この二人をゆかりとするアレコレを見聞きする。
さて、太宰治に対する私の気分は、拙ブログのやはり10年以上も前の記事
『津軽』読む
の通り。
こんな飯屋で読み始め。
太宰治の生涯は短い。
1909(明治42)年ー1946(昭和23)年。
38歳で自死。
本書は太宰治の評伝。
本夕、読了。
生前も現在も太宰治は人気作家。
一昨年、その彼の岩波文庫のラインナップが新しくなり、6冊刊行されて完結している。
その巻末の「解説」が本著者による。
本著者は、日本の近代文学を専攻し、卒論のテーマが〝太宰治〟。
その後、20年かけて〝太宰治論〟を書きあげている。
書名の〝弱さを演じる〟は、太宰を語る際に必ず使われるフレーズの〝お道化〟のこと(なのだろう)。
コメント
読了の記録、興味深く拝見しました。
特に「弱さを演じる」というフレーズに考えさせられました。太宰にとってのそれは、単なる性格というより、自分の主張や視点が鋭すぎるがゆえに、波風を立てず人間関係を円滑にするための「高度な生存戦略」だったのではないか……そんな風に感じました。
38年という短い生涯の中で、彼がどれほど「演じること」にエネルギーを費やしたのか、改めてその努力にご苦労様です。
投稿: tera | 2026年3月22日 (日) 09:23
teraさん、こんにちは
私もteraさんと同意見です。
また彼の容姿。
これほど生き方と顔貌がマッチしている人はいません。
こんな顔で生まれ付いたら、長生きできません。
投稿: KON-chan | 2026年3月22日 (日) 19:26