« 『定本 日本マンガ事件史』を読む | トップページ | 『検察審査会』を読む »

2026年1月25日 (日)

『世にもあいまいなことばの秘密』を読む

著者は、言語学者。
自然言語(ヒトの日常語)をコンピュータに理解させる研究をしている。

もう3、4年になるか、NHKでは、ニュースの一部をAIアナウンサーに読ませている。
しかし、私のバカ耳でも、ヒトが読んでないことは すぐ分かる。

Re_20260124220901
こんな喫茶店で読み始め。

著者が、AIの研究会で発表した時のことが書かれている。
 「機械学習を利用した」とおっしゃいましたが、
 その「機械学習」ってなんですか?
との質問に、著者は、
 機械学習の定義
を説明しだしたところ、質問者はそれを遮って、
 いや、そんなことは分かっている。
 具体的にどんな手法を使ったのか教えてください
と。
そもそも、AIの研究会に出席しているヒトが機械学習の〝定義〟を知らないはずがない。
著者は恥ずかしさでいっぱいになったと書く。

本夕、読了。

東証一部(現 東証プライム)上場企業といえば、日本を代表する企業群。
その中の、某メーカーの某事業所内で見た掲示。

 禁制事項
とあって、
 ・
保護カバーを外すな
などと五つばかり。

〝外してはいけない〟ことを〝禁じる〟のだから、保護カバーを外して作業しなさい。
と、言っていることになる。
 禁制事項
ではなく、
 遵守事項
あるいは、
 順守事項
としなくてはならないはず。

否定を言うのは難しい。

 保護メガネをすること
なら、どうか。
 禁制事項
とすることは絶対にない。
すなおに、
 遵守事項
とするだろう。

« 『定本 日本マンガ事件史』を読む | トップページ | 『検察審査会』を読む »

コメント

ことばの曖昧さは、若いころからの悩みの種です。一つの
仕事につくと、結構、言葉が整理された世界で、言葉を使用
できます。

AIの勉強をして、「機械学習」なんたらも言葉としては、
少し覚えましたが、なにしてんだが皆目わかりません。

存在が明確になると、言葉も自分自身のものになっていきます。
AIは、その手助けとしては役立ちます。

AIを、補助エンジンとして、自分の言葉をさがして行くのが
人生ですかね。行動に結びつかなきゃ意味がありませんが。
自分の言葉が、明確になれば、他の言葉もだんだん、理解可能になってゆくのでしょうか。

投稿: tera | 2026年1月26日 (月) 02:57

teraさん、こんにちは

生命は不思議。

ことばも不思議です。

時を遡れば、ひとつに収束するのでしょうか。

『創世記』はそんな考え方ですね。
 全ての地は、同じ言葉と同じ言語を用いた

ンで、
 主がそこで、全地の言葉を乱し、そこから人を

 全地に散らされたからである

その遠い過去のことばも、どうやって生まれたのでしょう。
文法の整然さ。
『創世記』11章は、
 全ての地は、同じ言葉と同じ言語を用いた

の前に、

 主は「言葉あれ」と言われた

が必要かもしれません。

私が生きてきた狭い世界でも、メンドくさい言葉の使い方をするヒトがいましたね。
私、ンなのはイヤ。
何でも自己流・自分流。
ヒトの言葉も自分の理解の範囲内で、です(^^;

投稿: KON-chan | 2026年1月26日 (月) 07:45

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 『定本 日本マンガ事件史』を読む | トップページ | 『検察審査会』を読む »