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2026年1月18日 (日)

『脳と免疫の謎』を読む

脳を作っている細胞は、
 ニューロン(神経細胞)
 グリア細胞(神経膠細胞:しんけいこうさいぼう)

グリア細胞は電気信号を出さない。
ニューロンだけが電気信号を発生し、シナプス(接合部:信号の受け渡し部)を介して作る回路を通して情報を伝える。
 ニューロン 1千
 シナプス  1千
学習や記憶が進むとシナプスの伝達効率が強化される。
これを模しているのがAI。
と、本書から。

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こんな喫茶店で読み始め。

脳は体積の、
 1割がニューロン
 9割がグリア細胞
で、グリア細胞は、ニューロンの隙間を埋めるだけだと考えられていた。

だからなのか、ヒトは脳の1割しか使っていないと どこかで読んだか聞いたかしたような。
でも、それは違った。

本著者は、グリア細胞の研究者。

最近の研究によると、ニューロンとグリア細胞は ほぼ1:1。
で、夜 寝ている時も含め、ニューロンもグリア細胞も常時稼動している。

本夕、読了。

脳への有害物質の侵入を防ぐ仕組みが血液脳関門。(注)
似たような仕組みが腸にもある(腸管バリア) 。
本書では、疲労感や心身不調に腸も関係しているらしい(腸脳相関)ことにまで話が広がる。

と、まァ、本書を読みこなしたフリをしてキーボードを叩いてきたが、本著者が言うには、本書の半分は免疫学と脳科学の基礎のおさらい。
〝基礎のおさらい〟というが、それ自体 予備知識なしには読み進められない。
貼付した付箋紙、50枚超。
wiki先生に教えを乞うこと、これまた50回超(^^;

本書巻末には、「もっと深く知りたい人向けに」と30冊ほどのブックガイド。
いや いや いや。
〝もっと深く知りたい〟は辞退(^^;

(注)
脳へ、グルコース(ブドウ糖)などの必要物質を血液中から選別供給し、脳内で産生した不要物質を血液中に排出するフィルター機能。 
脳にとって必要物質なのか どうなのか、ニコチンやカフェインは血液脳関門を通過する。
血液脳関門(だけではないけれど)の仕組みは よく分かっていない。

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