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2026年1月24日 (土)

『定本 日本マンガ事件史』を読む

youtubeなどでは、AIによる自動検閲が行われ、著作権保護期間にある楽曲や絵画、ときには裸婦画・裸婦像などにも配信規制がかかる(ことがある)。
復刻本や評価が芸術作品と定まっている小説・マンガなどには、最終ページに、
 現在においては不適切とされる表現がありますが、
 原作執筆時の時代背景を考え、原文のままとして
 います。
と、書かれてあったりする。

てな、〝表現の自由〟が どうだとかなんだとかを話すのは拙ブログの芸風ではない。
よって、ンな話はしない。

Re_20260111171101
こんな喫茶店で読み始め。

週刊少年マンガ誌の吹き出し(セリフ)。
サンデー(小学館)だけが、句読点(   、  。 )があるというのは有名。

ところで、'00年に読売、翌'01年に朝日・毎日が活字を大きくした。
その分、紙数を増やしたわけではないので、内容が薄くなったということ。

それより20年前の、1981年。
日本消費者連盟が、マンガ単行本(B6版:コミックサイズ)の吹き出し文字に関し、大手出版社に、
 文字を大きくすること
 印刷を鮮明にすること
を要求した。
理由は、子供の視力に悪影響を及ぼすから。

週刊少年マンガ誌はB5版。
それを面積で半分のB6のコミックサイズに落とすにあたって、吹き出し文字を小さくしないで という要望に、出版社とマンガ家はどう対応したか。

本夕、読了。

各社とも日本消費者連盟の要求を受け入れ
ただし、法の不遡及(ほうのふそきゅう)じゃないけれど、既刊本には手をつけない、つけられない、と。

集英社のみが、既刊本にも手をつけた。
当時、ジャンプ(集英社)連載中の『Dr.スランプ』は、コミック版が すでに5巻出版されていた。
そして、その5巻にだけ、吹き出し文字を大きくして再版した。

本著者は、
 これはマンガ史において重大な事件である
と書く。

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