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2025年11月 1日 (土)

『すごい科学論文』を読む

著者は、神経科学や薬理学を専門とする大学教授。
毎日、100から500本、年間では50000本の論文に接しているという。

専門分野から分かるように、接する論文は生物・生命科学に関するモノが多い。

Re
こんな飯屋で読み始め。

〝delve(彫り下げる 徹底的に調べる)〟という英単語を知っているだろうか。
と、いう文章で始まる章がある。
3年の米国留学経験のある著者は最近まで〝delve〟を知らなかったと。

過去2年間で〝delve〟という単語を使った論文は、それ以前の500年の総数より多いのだそう。
ChatGPTの生成する文章に、〝delve〟が頻出するのが その理由。
なぜChatGPTが〝delve〟を頻出させる理由も書かれていて、それは面白い。

が、それは置いといて。

本夕、読了。

ChatGPTが生成する文章が どの国の文化に近いかを調べた論文が紹介される。
94278人への290の質問から得たデータがベース。

それによると、
 当然、米国人の価値観はヨーロッパ人に近い。
 この〝欧米圏〟の価値観からもっとも遠いのが
 イスラム圏やアフリカ諸国。
 中南米が その中間。
 日本人の価値観は、中南米の諸国よりも
 さらに欧米寄り。
日本人の持つ価値観は欧米に感化された〝アジア風欧米圏〟だと著者は書く。

著者は、ChatGPTユーザー。

で、この章のオチが、
『論文を読んで、自分の本質が〝delve〟された気分になりました』
だと。
ウマい(^^)

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コメント

geminiさんに、ラジカルな探究って意味ですかと聞いたところ、こう答えてくれました。
「ラジカルな探究」としての "Delve"「delve」は、単に調べる(search)や理解する(understand)というよりも、**「根本的」「徹底的」**な態度で物事の核心に迫ろうとするニュアンスを持っています。1. 「ラジカル (Radical)」の意味合い英語の "radical" は、ラテン語の radix(根)に由来し、**「根源的」「根本的」**という意味を持ちます。「delve」は、表面的な事象ではなく、問題の根(root/radix)まで掘り進めようとする行為であるため、「ラジカルな探究」という表現は、その徹底性と根源性を見事に捉えています。2. 「Delve」と他の「探る」との違い動詞訳語のニュアンス探究の深度Search探す、捜索する目的物を見つける行為。比較的浅い。Examine検査する、検討する表面や構造を詳細に観察する。Delve into深く掘り下げる根源、核心、深層まで到達しようとする強い意志を伴う。

投稿: 寺薗典幸 | 2025年11月 2日 (日) 09:36

寺薗典幸さん、こんにちは

米国人でも〝delve〟という単語は滅多に使わないそうです。

ChatGPTが学習したデータには、アフリカの英語国の文書が多く、それには〝delve〟が多用されているという分析があるそうです。

しかし、ChatGPTが〝delve〟を頻出させる理由は分からないというのが本著者の見解。

examineなどより、強い言葉であるようですね。

投稿: KON-chan | 2025年11月 2日 (日) 18:11

なんとなく、ですが、アフリカで、多用されるというのは、わかる気がします。

投稿: tera | 2025年11月 3日 (月) 04:29

teraさん、こんにちは


アフリカは英・仏の植民地だった国が多いので、公用語は英語または仏語だという国が多いようです。

そのアフリカ英語は、クイーンズ・イングリッシュに近いのだそうです。
ナイジェリアで出される英語の文書には〝delve〟が多用されているようです。

ところで、
星新一が半世紀も前に、コンピュータに学習させることをテーマにしたショートショート(題名失念)を書いてます。
あらゆる神性・仏性を学習したコンピュータが、もやもや・ゆらゆらし出してフっと消えるというようなストーリーだったかと。

ChatGPTも学習が進めば understand とか understood という動詞をたくさん出力するのかも(^^)

投稿: KON-chan | 2025年11月 3日 (月) 11:54

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