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2025年8月

2025年8月31日 (日)

『こうやって、考える。』を読む

ヘレン・ケラーなら、
 希望は人間を成功に導く信仰である。

ジョン・F・ケネディなら
 国が諸君に何をしてくれるかを問うな。
 諸君が国に対して何をできるかを問え。

ゴルゴ13なら、
 この世界は,病的な用心深さと,それ以上の臆病さを持ち
 合わせているヤツだけが,生き残れる資格を持っている。

工場勤務者なら、
 安全第一

みたいな文章を、外山 滋比古(とやま しげひこ:1923年 - 2020年)の著書の『知的創造のヒント』や『思考の整理学』などから抜き出して並べた本。

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こんな飯屋で読み始め。

本著者は生涯にわたって知的創造生活をしたヒト。
私は、聴く・観るはするけれど、創作・創造とは全然 無縁。
思うことはあっても考えるなんて頭の使い方をしたことは、トンとない。

以下は本書から。
なお、書かれていることは全て頭の使い方。

 忘却してから記憶する。
 忘却から記憶というふうにすれば、われわれの頭は
 ずいぶん能力が高まるだろう。

 思考を切り換える。
 スイッチの切り換えを早く、きれいにするのは現代人に
 不可欠の訓練である。それさえできればどんなに多くの
 ことを同時にやっても混乱することはない。

本夕、読了。

てな文章に うなずけるヒトは そもそも本書を手に取らないと思う。
私、ホホォとは なっても、共感・共鳴したページはない。
何と情けない我が人生(^^;

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2025年8月30日 (土)

『えげつない! 寄生生物』を読む

ヒモ(男メカケ:ジゴロ)は寄生虫。
ヒモ男もヒモを養う女も、それはそれで幸せ。
いいじゃないのォ、今がよけりゃァ・・・

そんなWinWinの関係の寄生もある。
宿主(寄生される側)を死に至るまで利用するWin−Loseの関係の寄生もある。
本書では、16の寄生生物が語られる。
寄生生物には、植物もあれば昆虫もある。

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こんな飯屋で読み始め。

トキソプラズマは単細胞生物。
哺乳類・鳥類に寄生し、世界人口の3割、日本人だと1割程度がトキソプラズマに寄生されている。
そのトキソプラズマの最終宿主はネコ。
ネコの体内でしか、生殖しない。

どうやって、ネコの体内に入るか。
トキソプラズマに寄生されたネズミは性格が変わり、ネコを恐れなくなる。
ネズミの脳が この単細胞生物にコントロールされるからで、結果、ネコに食われやすいネズミになる。

〝脳をコントロールする〟と言えば ひとこと。
が、脳に侵入すること自体が恐ろしく たくみ。

随分以前、拙ブログで メノコツチハンミョウ を話題にした。
その時も思ったのだが、こんなことを〝進化〟の結果なんぞという言葉で片付けていいものだろうか。

本夕、読了。

ネズミの脳をコントロールするトキソプラズマ。
ネズミの性格が大胆になり、ネコを恐れなくなる。

ところで、トキソプラズマ、ヒトの脳もコントロールしているらしい。
本著者は、トキソプラズマ〝感染〟者と書く。
感染した者は、
 起業意欲が高い
 失敗を恐れない
割合が高いとの研究結果。

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2025年8月17日 (日)

『海軍兵学校生徒心得』を読む

海軍兵学校とは、海軍士官(オフィサー)を養成する学校。
中学4年修了(尋常小学校を
飛び級で卒業した者なら、この時点で16歳)で受験でき3年制。(注)
卒業後、1年間の航海実習などをへて、士官の最下級位の少尉に任ぜられる。
なので、最年少の少尉は二十歳。
軍人は公務員。
この少尉という階級は士官としては最下級でも、公務員としては、府県立学校の校長と同格。

海軍兵学校(陸軍における士官学校も)の卒業生は、それほどのエリート。

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こんな喫茶店で読み始め。

原書は敗戦のちょうど1年前、1944(昭和19)年8月に印刷され、兵学校全生徒に渡されている。
 起床から就寝まで。
 衣服から飲食まで。
 学業から休暇まで。
3年でエリートに仕立て上げる全て。

本夕、読了。

本書は復刻版。
旧かなづかいと現代かなづかいを1対1に対応させて編集している。

原書も脱字・衍字(えんじ:脱字の対義語 )を校正しきれていないのだが、現代かなづかい訳は多分アルバイトまかせ。
誤字・脱字・衍字が多い。
敗戦の1年前にこんな文書を発行したというのもやっつけ仕事なのだが(^^;

(注)
戦前の学校制度は複雑。
以下は、本書を読むにあたって必要な部分だけ。
今の小学校に相当するのは、      尋常小学校(6年制)。
今の中・高に相当するのは、      中学校(5年制)。
今の高校・大学教養課程に相当するのは、高校(3年制
)。
今の大学・修士課程に相当するのは、  大学(3年制)。

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2025年8月11日 (月)

『流言のメディア史』を読む

本書でいう〝流言〟とは、新聞・放送メディアを発信元とする誤報道のこと。
ネット界の〝流言〟は別な話。

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こんな喫茶店で読み始め。

かつての〝大本営発表〟のように、誤報道どころか作り話・デッチ上げが流された時代もあった。
時代が下って、マスメディア自身、
 立法・行政・司法を監視する第四権力
 大衆を導くオピニオンリーダー
と自負し、今に至る。
が、・・・

本夕、読了。

先月20日の日曜日は、参議院選投開票日。
4日後の木曜日。
全国紙のうち2紙の朝刊は、〝現首相が退陣する〟とのトップ記事。
それを報じる号外まで出した新聞社もあった。
それから、3週間。

本著者は、『流言のメディア史』に新しい事例を付け加えるかもしれない。

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2025年8月10日 (日)

新造船に乗る

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一昨年10月に開設されたのが、
 室蘭・青森航路(110海里:205キロ)。
その航路に7月31日に竣工した新造船の
 ブルーグレイス(8900トン)
が就航することに。
一昨日の8日、20時50分 室蘭港出航
   翌9日、03時50分 青森港着岸
が、ブルーグレイスの初営業航海。

で、青森市内地図とJTBパブリッシング の『るるぶ青森』をリュックに入れ、新造船へ。

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青森港に着岸したブルーグレイス。
青森地方、雨が降ったようで、道路には水たまり。
が、明るくなってきた空には今日の好天を約束する雲の切れ目。

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9日、10時40分 青森港出航。
右舷に下北半島を見て北上。
大間崎が見える。
良ナギ。

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室蘭入港。
白鳥大橋をくぐり、フェリー埠頭へ。
17時25分着岸。

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