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2025年7月10日 (木)

『そば打ちの哲学』を読む

数学教師として松山に赴任した〝坊ちゃん〟は、天ぷらそばを4杯食う。
松山を訪れた際に、私も天ぷらそばを。
しかし、2杯が精一杯。
3杯目は注文できなかった。

本著者は、坊ちゃんが食べたような タネものには見向きもしない。
春夏秋冬、せいろ(もり・ざる)を3枚、4枚。
時には、5枚食べ、そば湯を飲む。
著者は、うまい そば屋を見つける運に恵まれたヒト。
また、自らも そばを打つ哲学者。

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そば屋で読み始めるべき本。
が、こんな喫茶店で読み始め。

手打ちを掲げる蕎麦屋でも、実を粉にひく作業から始める店はごく少ないだろう。
本著者の話は、そんなところから始まる。

本夕、読了。

右手でリールを巻くヒトは、時計回りにハンドルを動かす。
左手でリールを巻くヒトは、鏡面対称、〝反〟時計回りにハンドルを動かす。
コマを回す時もそう。
右手で回すヒトは、時計回りに軸を回転させる。
左手で回すヒトは、鏡面対称、〝反〟時計回りに軸を回転させる。
山で使うPORLEXの小さなコーヒーミル、右手でも左手でも時計回りにハンドルを回す。

そばの実を粉にひく石うす。
右手で回す。
で、回転は〝反〟時計回り。
左手で回すヒトも、〝反〟時計回り。
でないと粉にひけない。

私には、これが かなり意外だった。

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