『そば打ちの哲学』を読む
数学教師として松山に赴任した〝坊ちゃん〟は、天ぷらそばを4杯食う。
松山を訪れた際に、私も天ぷらそばを。
しかし、2杯が精一杯。
3杯目は注文できなかった。
本著者は、坊ちゃんが食べたような タネものには見向きもしない。
春夏秋冬、せいろ(もり・ざる)を3枚、4枚。
時には、5枚食べ、そば湯を飲む。
著者は、うまい そば屋を見つける運に恵まれたヒト。
また、自らも そばを打つ哲学者。
そば屋で読み始めるべき本。
が、こんな喫茶店で読み始め。
手打ちを掲げる蕎麦屋でも、実を粉にひく作業から始める店はごく少ないだろう。
本著者の話は、そんなところから始まる。
本夕、読了。
右手でリールを巻くヒトは、時計回りにハンドルを動かす。
左手でリールを巻くヒトは、鏡面対称、〝反〟時計回りにハンドルを動かす。
コマを回す時もそう。
右手で回すヒトは、時計回りに軸を回転させる。
左手で回すヒトは、鏡面対称、〝反〟時計回りに軸を回転させる。
山で使うPORLEXの小さなコーヒーミル、右手でも左手でも時計回りにハンドルを回す。
そばの実を粉にひく石うす。
右手で回す。
で、回転は〝反〟時計回り。
左手で回すヒトも、〝反〟時計回り。
でないと粉にひけない。
私には、これが かなり意外だった。
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