『海の変な生き物が教えてくれたこと』を読む
著者が礼文島の大備(おおそなえ)海岸を歩くところから、本書は始まる。
私も、昨年、この海岸を歩いている。
著者は大学で潜水クラブに入り、それから 30年来 海洋生物の観察を趣味とするヒト。
著者のいう〝海の変な生き物〟とは、〝海の人気者〟ではなく、〝地味で一癖ある生き物〟。
こんな飯屋で読み始め。
取り上げられている〝変な生き物〟は10。
そのひとつがカブトガニ。
腕(鋏角:きょうかく)が一対に、脚(歩脚)が五対。
泥質の海底に張り付いて生息しているようなイメージのカブトガニだが、エラをヒレがわりにして泳ぐそう。
泳法は、意外なことに背泳ぎ。
カブトガニの血液からはヒトに有用な成分がいくつも抽出されている。
抗エイズウイルス成分もある。
本夕、読了。
超A級スナイパーのゴルゴ13。
AIがその行動を解析し、次の動作を予測する。
窮地におちいったゴルゴは、ヘリコプターから、自分めがけてダイナマイトを落とさせる。
命を危険にする爆発がランダムに起き、よってゴルゴの動きもランダム。
ロジックがないのだから、ゴルゴの動きをAIは予想できない。
エビでもクモでもムカデでも、脚の動きには規則性・周期性がある。
ところが、カブトガニの五対の歩脚の動きは、身の回りでランダムに爆発が起きる場にいるゴルゴと同じ。
バラバラ。
動きの予測ができいのだと、本書。
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