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2025年7月

2025年7月28日 (月)

『だって買っちゃった』を読む

著者は、ビッグコミックに『伝染(うつ)るんです。 フューチャー かわうそエース』を連載している吉田戦車。
本書に登場するのは、著者本人の他に、妻で同業者の伊藤理佐と小学生の娘。
それとネコ。

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こんな飯屋で、読み始め。

副題は『マンガ家の尽きない物欲』。
そのマンガ家の〝だって買っちゃった〟 モノは61品。

吉田の実家は、岩手県奥州市。
伊藤の実家は、長野県原村(はらむら)。
一家で、しばしば互いの実家に帰省する。
その際に買ったモノをテーマにするエッセーもいくつか。

本夕、読了。

スーツケース(手提げトランク)は すっかり見なくなった。
随分前から キャスターが2つ、あるいは4つ付いたキャリーケースを見ることが多い。

著者が使うのは、登山用ザック。
グレゴリー(Gregory Mountain Products)の2気室タイプの30リットル。
帰省時は これに、衣類と13.3インチのPCと12.9インチiPad、そしてバッテリー類を詰め込む。
これを背負った時の著者は、エスカレーターを使わない。

登山用ザックを背負った時は、必ず階段。
私もそうだ。

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2025年7月26日 (土)

『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』を読む

参院選前の7月2日、主要10党の党首討論会が日本記者クラブの主催で行われた。
その討論会で、記者から〝外国人問題〟・〝外国人との共生〟について問われた石破首相は、
       ・・・・・・
 この シチメンドクサイ日本語・日本の習慣。
 そういうものが日本政府の負担によってでも、
 習得をしていただいて、
       ・・・・・・

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こんな喫茶店で読み始め。

以下は、本著者からの質問。
次の4語のうち、ひとつだけ種類が違う。
どれか?
 〝いい〟
 〝きれい〟
 〝欲しい〟
 〝寒い〟

「〝欲しい〟。 なぜなら、〝欲しい〟は〝want〟で動詞だから」
と、大多数の日本人は答える。
が、日本語の質問を英語に置き換えている時点で的外れ。
ゼロから日本語を学んで1ヶ月後の日本語学校の学生は、この質問に正答を言う。
 〝いい〟家    形容詞
 〝きれい〟家  形容動詞
 〝欲しい〟家   形容詞
 〝寒い〟家    形容詞
と。

本夕、読了。

『彼女〝たち〟』とは言うけれど、『彼〝たち〟』とは あまり言わない。
一人でも『友〝だち〟』。
『山々』とは言うけれど、『川々』とは言わない。
『家々』とは言うけれど、『店々』とは言わない。
1本・2本・3本・・・
        1PON
        2HON
        3BON
  ・・・
       10PON
      100PON
     1000BON
100000000HON

建設工事では、安全・品質・工程・コストを管理する施工管理者を置くのが決まり。
その要員が不足していると、昨日のNHKニュース

対策を、人口2億7千万、平均年齢32歳(日本:47歳)のインドネシアに求めているそう。
志願者をインドネシアの日本語学校で1年間学ばせる。
で、日本で実務。
何年か後に、施工管理者になってもらうのだと。

冒頭に戻る。
 日本政府の負担によってでも、
ということだが、今のところは民間が負担。

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2025年7月19日 (土)

『お墓博士のお墓と葬儀のお金の話』を読む

死亡届を出すと火葬許可証が発行される。
火葬後、火葬許可証は埋葬許可証となる。 
埋葬許可証は、たいていは骨箱の中に収められて遺族に渡される。

著者は建築学を学んだ葬祭設備・施設の研究者。

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こんな喫茶店で読み始め。

墓のカロート(納骨室)の中を見たことがあるだろうか。 
古い遺骨ほど しっかりしていて、時代が下った新しい遺骨は はかない。
しっかり焼かれてるからで、火葬炉も進化している。

本夕、読了。

以下、本書から。
病死した父親の「死亡届」を提出。
その後、遺体を業務用冷蔵庫へ。
13年経過後にそれが発覚した。

冒頭に戻ると、
火葬〝許可証〟であって、火葬〝命令書〟ではない。
埋葬〝許可証であって、埋葬〝命令書〟ではない。
「死亡届」を出しているので、
公的〝手続き〟に抜けはない。

遺体を入れていたのは業務用冷蔵庫。
死体損壊罪にもならない。

罪に問えないそう。

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2025年7月13日 (日)

『海の変な生き物が教えてくれたこと』を読む

著者が礼文島の大備(おおそなえ)海岸を歩くところから、本書は始まる。
私も、昨年、この海岸を歩いている。
著者は大学で潜水クラブに入り、それから 30年来 海洋生物の観察を趣味とするヒト。

著者のいう〝海の変な生き物〟とは、〝海の人気者〟ではなく、〝地味で一癖ある生き物〟。

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こんな飯屋で読み始め。

取り上げられている〝変な生き物〟は10。
そのひとつがカブトガニ。
腕(鋏角:きょうかく)が一対に、脚(歩脚)が五対。

泥質の海底に張り付いて生息しているようなイメージのカブトガニだが、エラをヒレがわりにして泳ぐそう。
泳法は、意外なことに背泳ぎ。

カブトガニの血液からはヒトに有用な成分がいくつも抽出されている。
抗エイズウイルス成分もある。

本夕、読了。

超A級スナイパーのゴルゴ13。
AIがその行動を解析し、次の動作を予測する。
窮地におちいったゴルゴは、ヘリコプターから、自分めがけてダイナマイトを落とさせる。
命を危険にする爆発がランダムに起き、よってゴルゴの動きもランダム。
ロジックがないのだから、ゴルゴの動きをAIは予想できない。

エビでもクモでもムカデでも、脚の動きには規則性・周期性がある。
ところが、カブトガニの五対の歩脚の動きは、身の回りでランダムに爆発が起きる場にいるゴルゴと同じ。
バラバラ。
動きの予測ができいのだと、本書。

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2025年7月10日 (木)

『そば打ちの哲学』を読む

数学教師として松山に赴任した〝坊ちゃん〟は、天ぷらそばを4杯食う。
松山を訪れた際に、私も天ぷらそばを。
しかし、2杯が精一杯。
3杯目は注文できなかった。

本著者は、坊ちゃんが食べたような タネものには見向きもしない。
春夏秋冬、せいろ(もり・ざる)を3枚、4枚。
時には、5枚食べ、そば湯を飲む。
著者は、うまい そば屋を見つける運に恵まれたヒト。
また、自らも そばを打つ哲学者。

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そば屋で読み始めるべき本。
が、こんな喫茶店で読み始め。

手打ちを掲げる蕎麦屋でも、実を粉にひく作業から始める店はごく少ないだろう。
本著者の話は、そんなところから始まる。

本夕、読了。

右手でリールを巻くヒトは、時計回りにハンドルを動かす。
左手でリールを巻くヒトは、鏡面対称、〝反〟時計回りにハンドルを動かす。
コマを回す時もそう。
右手で回すヒトは、時計回りに軸を回転させる。
左手で回すヒトは、鏡面対称、〝反〟時計回りに軸を回転させる。
山で使うPORLEXの小さなコーヒーミル、右手でも左手でも時計回りにハンドルを回す。

そばの実を粉にひく石うす。
右手で回す。
で、回転は〝反〟時計回り。
左手で回すヒトも、〝反〟時計回り。
でないと粉にひけない。

私には、これが かなり意外だった。

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2025年7月 7日 (月)

『芸術新潮 7』を読む

今月号の特集は、
 『松本零士の大宇宙と幻想美人』

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こんな喫茶店で読み始め。

松本零士の描く〝宇宙〟は、進んで進んで進んで、さらに進んだ先が 元いたところ。
松本零士は、〝時の輪の接する処〟というフレーズをよく言った。

松本零士の描く〝美人〟は、髪が長く、まつ毛が長く、手足が長く、手の指が長い。
松本零士は、皮膚が破けた美女の体内からメカが見えるカットを描いたことがある。

1957(昭和32)年、19歳の松本零士に電報が届く。
電文は、
 テツタイ コウ テツカ : 手伝い 乞う 手塚(治虫)

手塚は松本の10歳上。
その手塚が松本に缶詰になってのアシスタント業務を5日間頼み、その申し出に松本がこたえている。

本夕、読了。

タコメーターと速度計。
その左に、電圧・水温・油圧・油温・・・と、アナログメーターが6連・8連と並んでいると かなりウレシイ。

キャプテンハーロックの乗るアルカディア号のメーターは、〝零士メーター〟
かなりどころではなく、メッチャうれしい。

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