2025年6月
2025年6月29日 (日)
2025年6月28日 (土)
I君のこと
訃報が届いたのは、葬儀の5日後だった・・・
羽田から1時間強の京王線駅で降り、自販機で〝やかんの麦茶 650ml〟を1本。
そこからの3.9キロを、Googleマップを頼りに歩いた。
I君が最期に見た景色を私も。
という気分だった。
暑い。
右足がうまく動かないというので、整形外科に通ったらしい。
が、検査すべき場所を言い当てたのは、本人でも整形外科医でもなかった。
「〝脳〟じゃないの」
と、夫人。
遺影は一昨年のもの。
亡くなる数日前の動画を見せてもらい、遺した かなり長い手記も読ませてもらった。
線香を2本ずつ2回あげて、おいとま。
じき、日没。
ところで、I君の菩提寺は浄土真宗。
線香は立てずに寝かせるのが決まり。
私は、線香を2本ずつ2回 立てた(^^;
ンな私に、故人は (^^; だろうと思う。
2025年6月23日 (月)
『臓器ブローカー』を読む
歯や骨、豊胸などの美容整形のためには人工物を使うが、そんな代替物のない臓器・組織が ほとんどなのが人体。
ヤケド治療のために移植する皮膚は、自分自身の皮膚。
投手が受けるトミー・ジョン手術(側副靱帯再建術)に使うのも、自分自身の腱。

こんな喫茶店で読み始め。
副題は、
『すがる患者をむさぼり喰う業者たち』
運転免許証の裏面には、臓器提供の意思表示について書かれていて、提供したくない臓器に ✕ をつけるようになっている。
書かれている臓器は、
心臓・眼球・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸
このうち、肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸は、生体間での移植が可能。
借金取りは、それを知っているからオッカナイ声で言う、
「カネを返せんのだったら、腎臓 売ってカネ作れ!」
輸血も生体間移植のようなもの。
日本では、1968年まで、売血が行われていた。
本夕、読了。
日本に限らず、どこの国でも臓器の売買はできない。
できないことを、何とかしてくれる業者がある。
腎臓を求めて、日本から、中国・トルコ・ブルガリア・ベトナム・パラオへ。
快癒して戻ってくる者もいる。
かの地で落命する者もいる。
2025年6月21日 (土)
『すぐに使える! 「教養の語彙力」3240』を読む
北海道弁の〝なまら〟。
私は、これを、なまら なまり なまる と活用するのだと いい年になるまで そう思っていた。
〝なまら〟は〝very〟。
副詞。
活用しない。
手話通訳士がやるのは、日本語を日本語の手話に変換するにとどまる。
日本語の手話を他国語の手話に通訳できるヒトはいない。
そのニーズがあるとも思えないが。
こんな喫茶店で読み始め。
特定の集団・業界の中だけで通用する隠語もある。
日本語だけれど、1000年前、平安時代の文章を読みこなせるヒトは、国文科出身者。
我々は、現代語訳に頼る。
本書には、ンなメンドくさいハナシはない。
話題とするのは、すべて現代語。
しかし、フムとうなる3240語。
本夕、読了。
チヨウやトンボは、1頭(とう)、2頭と数える。
というのは有名だが、それは昆虫学会誌の中だけのことだろう。
匹(ひき)で言うのが普通。
死者・遺骨は一柱(ひとはしら)、二柱(ふたはしら)、三柱(みはしら)・・・と数え上げる。
『古事記』の造化三神(ぞうかさんしん)は、
天之御中主神(あめのみなかぬし)
高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
神産巣日神(かみむすび)
同じく、〝柱〟で数え上げる。
なので、造化三神は、三柱(みはしら)の神々。
本書によれば、神を数える助数詞が存在するのは日本語だけ。
神を数え上げる文化は日本独特だと。
ところで、ギリシャ神話も多神教。
ギリシャ語の〝神〟には複数形がある。
2025年6月15日 (日)
2025年6月 8日 (日)
2025年6月 7日 (土)
『すべての、白いものたちの』を読む
昨年のノーベル文学賞は韓国のハン・ガン(韓 江)。
授賞理由は、
過去のトラウマに向き合い、人間の命の
もろさを浮き彫りにする強烈な詩的散文
読書人には、ハン・ガンの受賞を予想していたヒトが少なからずいて意外感はない。
が、受賞時の年齢が53。
若い。
こんな飯屋で読み始め。
私に語れる文学的素養はこれっぽっちもない。
そんな私でも、本書一冊読んだだけで、彼女への授賞理由の、
過去のトラウマに向き合い、人間の命の
もろさを浮き彫りにする強烈な詩的散文
を納得できる。
本夕、読了。
本文のあとに、著者あとがきが付けられている。
さらに、日本語訳者が、
『すべての、白いものたちの』への補足
を書いている。
この二つが、読解力に乏しい私を救ってくれた(^^)











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