まァ、でも いいンだ
実際のページには、
新奇・単調・空虚・無条件・瞬間・時間量・消失・飛翔・貧弱
なんて単語が高密度で散らばっているのだが、トーマス・マンの『魔の山』の初めのほうには、
繰り返しや無感動は退屈で時間を長く感じさせる。
しかし、それが長い時間続くと、その経過は短く感じる。
反対に、感動があり興味があることは時間を短く感じさせる。
でも それが長い時間続くと、時間を長く感じる。
てなことが書かれている。
以上は かなり怪しい私の理解だが、
好きなことをやっている時間は充実している
てなことを書いているンだろうという程度で納得している自分に、不満はない。
まァ、でも いいンだ。
私は知っている、
ただ過ごす
ただただ過ごす
ただただただ過ごす
時間の贅沢さを。
『魔の山』は、面倒臭い言い回しの連続の上下2巻本。
読むには長い正月休みが ふさわしい。
こんな空の下で魚信を待った日があった。
が、不釣(^^;
こんな空の下で魚信を待った日があった。
が、不釣(^^;
いずれも、心満たされる贅沢なひとときだった(^^)
良いお年を。
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