『食べる西洋美術史』を読む
『食べる西洋美術史』を説明するにあたり、本書内では130ほどの絵画についてふれられている。
内、挿図されているのは121。
ただし、カラー印刷されているのは21のみ。
14世紀から19世紀へ、
ルネサンス
バロック
ロココ
と つながる西洋芸術史は、芸術家のパトロンとなったキリスト教会、王族・貴族の意向そのものといっていい。
こんな喫茶店で読み始め。
絵に何が描かれているかを知らずして、絵の鑑賞も何もない。
本書に書かれているのは、そのこと。
聖書の記述
僧の生活
貴族の生活
農民の生活
労働者の生活
庶民の生活
本夕、読了。
ところで、本書は韓国の出版社によって、韓国語に翻訳されて刊行されている。
そしてその韓国語版は、日本語版にはモノクローム印刷でも挿図されてない絵画も含め 130の絵画すべてがカラーで挿図されている。
韓国語を読めるなら、韓国語版を読むのが一番。
日本語版を読みながら、図は韓国語版を見るということでもいいだろう。
が、欠図もあるうえにモノクローム図の多い本書を読むことで そこそこ満足してしまうのが私。
頭の中はモノクローム(^^;
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