『食べるのが大好き』を読む
文部・労働・法務・総務大臣を歴任した鳩山邦夫の逝去は ’16年。
享年67。
邦夫は21歳の時、7歳年下、つまり14歳のタレントの高見エミリに求婚している。
そして その求婚は実り、エミリが18の年に二人は結婚した。
政治家の妻となり、二男一女の母となったエミリが本書の著者。
邦夫が政界でブイブイ言わせていた頃の本で、初版は20年以上も前になる。
こんな飯屋で読み始め。
本書は、料理レシピ本。
自宅庭で邦夫が栽培している野菜や飼っている烏骨鶏(うこっけい)が生んだタマゴなどを使った料理が、日々のあれやこれやを交えて紹介されている。
盛り付けに使っている器は全て著者作。
掲載されている写真も全て著者の撮影。
2男1女の母でもあるし、早朝から邦夫と活動を共にする秘書らもいるので、毎朝食の準備は7、8人前。
朝食は必ず味噌汁が付いた和食。
邦夫の料理のウデも確か。
エミリ不在時の子供らの弁当は、彼が作っている。
また、丸のままのサカナをおろすのは邦夫の役目。
本夕、読了。
特に変わった食材はない。
邦夫が育てたダイコンでタクアンを作る。
キムチ、梅干しを作る。
ウナギを使うレシピもあるが、主食材が、
白菜だったり
豆腐だったり
オカラだったり
ガンモドキだったり
イワシだったり
が、そこはそれ。
名にしおう名家の鳩山家。
小学生の息子を米国に留学させる。
その留学先の住まいで雇っていたのは、2人のフィリピン人のメイド。
彼女らに作らせたフィリピン料理(アドボ)をエミリ風にアレンジした料理が紹介されている。
名にしおう名家の鳩山家の台所で作るエミリ風アドボに必要な材料は、
鶏モモ肉
豚のスペアリブ
ニンニク
しょう油
酢
砂糖
コショウ
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