『豆腐の文化史』を読む
トウフを豆富と書くのは、フグをフク(福)と書くが如し。
トウフ発祥の地 中国でも、トウフは豆腐。
以下、拙記事は 本書の表記に従い〝豆腐〟で。
東京おでんと言ったら〝お多幸(おたこう)〟。
その店と関係があったのか なかったのか、我が町にも同じ店名の おでん屋があった。
お多幸お勧めのシメ飯は、〝とうめし〟。
ツユダクご飯の上に おでんの豆腐。(注)
著者の専攻は食文化史。
こんな飯屋で読み始め。
第1章の 「大豆から豆腐へ」から始まり、本書は9章で構成されている。
最終章の第9章は、まるまる1章を使って 「沖縄の豆腐」。
2020年度の1世帯当たりの豆腐消費額の全国平均は 5309円。
全国主要52都市の統計を見ると、消費額最多が那覇市で 6918円。
次が、盛岡市で 6388円。
52位が金沢市で 4192円。
といったこと以外にも、沖縄の豆腐事情の興味深い あれこれが記されている。
本夕、読了。
豆腐と言えば、泊まりの山行に とても便利だったのがハウスの〝ほんとうふ〟。
昨年 製造を止めてしまったのは残念。
豆腐と称するが、杏仁豆腐は本書の守備範囲外。
針供養の豆腐も、本書の範囲外。
(注)
豆腐が、拙ブログ記事の主題。
なのだが、シメに〝とうめし〟は、私には重すぎる。
私は〝だいめし〟で。
ツユダクご飯の上に、おでんのダイコン(^^)
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