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2024年7月13日 (土)

『人は、こんなことで死んでしまうのか!』を読む

本著者は、2万通の死体検案書を書いた監察医。
同著者の著作は、以前にも 『解剖学はおもしろい』を読む と拙ブログの記事にしている。

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こんな喫茶店で読み始め。

本書に載せられていた一例。
胃の不調を訴えたら、胃散を処方された。
それを飲み続けた2、3日後に、突然死する。
こんな時、死因の ほとんどは心筋梗塞なのだとか。

左肩が凝(こ)る。
こんな時も、心臓発作を警戒する必要がある。
著者は、
 心臓の不調は体のどこに どういうかたちで
 あらわれるのかわからない。
と書く。
〝放散痛(ほうさんつう)〟というようだ。

本夕、読了。

私は、ひとこと・ふたこと以上を交わした間柄だったヒトの突然死を経験している。
 たった ひと晩の闘病もへずして逝った20代。
 闘病もナニも、ラグビーコート上で くずれ、そのまま
 逝った やはり20代。
いずれも、先天性の疾患とも生活習慣病とも無縁。
かつ、人並み以上の基礎体力と運動神経の持ち主だった。

〝腹上死〟は〝腹上死〟。
〝腹死〟も〝腹上死〟というのだと本書。

人は、こんなことでも死んでしまうが、あんなことでも死んでしまう。

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