『動物の本能』を読む
著者は動物生理学者。
本書の「はじめに」は、
少々腹をすえて読んでみていた
だきたい。
で、終わり、
本書の「あとがき」は、
苦労して読んでみたが、結局
何もわからないとおっしゃる
方もあるにちがいない。
という文章で始まる。
著者が言うように、本書、難しい。
私ごときが手にする本ではないような(^^;
こんな飯屋で読み始め。
本能行動の対面は、学習行動だろう。
昆虫も学習することを証明する実験がある。
すりガラスに着色光を当て、その上にエサを置く。
ミツバチに1回学習させると、5~7日間後でも記憶している。
3回続けて学習させると、13日間後も記憶している。
1回の学習時間は、2~10秒。
本夕、読了。
働きバチの寿命は1ヶ月ほどのようで、それを考えると、13日間というのはハチの寿命全体の大部分ということになる。
ヒトの脳のニューロン(神経細胞)は、1010個。
昆虫は105個。
脳の大きさ(体積・重量)の違いのワリには、ニューロンの個数差が大きいとは思えない。
ハリウッド映画は、昆虫にさえ演技させるのだとか。
分かる気がする・・・
コメント
こんにちは。
カラスは学びますね。少しの間
車のハッチバックを開けたままにしていると
僅かに開いている釣りバッグの隙間から
嘴を入れて、食べ物を探しています。
ソーセージを取られて悔しがる相棒がおりました(笑)。
学んでいないのは人ですね。
投稿: きーさん | 2024年5月23日 (木) 10:23
きーさん、こんにちは
ハクセキレイは地上に巣を作ります。
カラスはヒナの巣立ちが近くなると毎日パトロールにきます。
で、巣立ちの瞬間に襲います。
露地栽培のミニトマトの色付きが近くなると、カラスが毎日パトロールにきます。
で、食べ頃になった時に もぎ取ります。
どちらも目撃しました。
ですね。
おっしゃる通り、学ばないのはヒトだと私も思います。
投稿: KON-chan | 2024年5月23日 (木) 18:33