『孤独まんが』を読む
18人のマンガ家が描いた18本のマンガが、
落伍
無用
風狂
隠遁
エピローグ
の5つに章立てされて編まれた本。
初出の早いモノは1967年、新しいモノは一昨年。
水木しげる とか かわぐちかいじ といった有名マンガ家の作品もあるが、篝ジュン(かがり じゅん)とか カシワイといったマイナーマンガ家の作品も。
こんな喫茶店で読み始め。
〝孤独〟とあるが、〝結末〟あるいは〝日常〟と改題しても通じると思う。
〝雑踏〟でも〝希望〟でも。
孤独を感じさせるストーリーがある
描き手自身の孤独を感じさせるマンガがある
救われる結末もあるが、救いのない結末もある
結末 それ自体が見えないマンガも
本夕、読了。
〝落伍〟の章にある作品のひとつの『黒い蝶』。
作者の ハン角斉は、幕別町の整骨院長。
マンガ家デビューは一昨年、68歳で。
年のいった新人だが、絵もストーリーも新人らしい。
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