『物質理論の探求』を読む
18世紀、
ニュートン (英:1643年ー1727年)に始まり、
プリーストリー(英:1733年ー1804年)
ラヴォアジエ (仏:1743年ー1794年)
ドルトン (英:1766年ー1844年)
らによって近代科学が構築された。
本書に書かれているのは、その18世紀の科学史。
こんな飯屋で読み始め。
著者は科学史研究者。
専攻は化学。
例えば酸素。
リンゴの切り口が茶色くなるのは酸素ゆえ。
鉄がさびるのも酸素ゆえ。
紙が燃えるのも酸素ゆえ。
呼吸は酸素を取り込もうとするがゆえ。
その酸素を、ヒトはどのように理解してきたか。
水、電気、熱、・・・
それらを、ヒトはどのように理解してきたか。
本夕、読了。
寿命は有限。
いいとこ100年しかないのが大変にくやしい・・・
5万年先、とは言わない。
5千年先、いやいや、2千年先でいい。
その2千年先の、人類の知性の到達点を見てみたい。
その時、
物質のその先の
生命とは何か
時間とは何か。
我々は、それを理解した過程の科学史を読むことができるかもしれない。
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