『読むクラシック』を読む
私、歌うことも演奏することもダメ。
しかし、聴くのは何でも。
ポップスでも浪曲でも。
メールの着信音も、カトリックの典礼聖歌も。
英国軍楽隊のバグパイプの行進曲も、2000メートルの高所に設営したテントのフライシートを叩く雨の音も。
曹洞宗の僧の読経も、アーニスのホールでの中学生の吹奏楽曲も。
こんな飯屋で読み始め。
話題となるのは、スメタナの『わが祖国(モルダウ)』から、メシタンの『世の終わりのための四重奏曲』まで46作品。
その46曲が流れるのは、
ときに、焼き鳥屋
ときに、真冬のオスロ
ときに、勤め先の工場
ときに、コペンハーゲンのタクシーの中
ときに、仙台の自宅
本夕、読了。
中学校の同級生の一人がクラシックを聴く男。
何度か彼の部屋に上がってレコードを聴かせてもらったことがある。
が、そこはそれ、私のこと。
レコードを聴くことよりも、彼の持つ音楽のウンチク話を聞くのが面白かった。
本書の読み進めは、
耳は、youtubeで音源を拾いながら
目は、中学の同級生から話を聞くノリで
コメント