『カラスはずる賢い、ハトは頭が悪い、サメは狂暴、イルカは温厚って本当か?』を読む
題名には、
カラスはずる賢い
ハトは頭が悪い
サメは狂暴
イルカは温厚
とあるが、
カラスがずる賢い話も
ハトは頭が悪い話も
サメが狂暴な話も
イルカが温厚な話も
出てこない。
ヒトはカラスを嫌い、カモメを好む。
だから、
カラスは追い払われ
カモメはエサをもらえる
著者は、そんなことに理不尽さを感じながら研究活動を続けている動物行動学者。
専門は鳥類。
こんな飯屋で読み始め。
動物を見るさいに著者が我々に望むのは、〝事実に基づく、ニュートラルさ〟。
で、書かれているのは、動物の実際の行動と そのニュートラルな解釈・理解。
本夕、読了。
鳥は、前足を犠牲にして翼にした。
コウモリは、前足だけでは足りずに、後足・尾まで連なった皮膜を張って翼とした。
著者は、こう書く。
その結果は、どうなったか。
哺乳類は4300種。
内、一番多いのがネズミ目で1400種。
次が翼手目(コウモリ)で、1000種。
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