『政治家の酒癖』を読む
米国大統領は、初代のジョージ・ワシントンから現職のジョー・バイデンまでで46代45人。
内、米国史上ただ一人 任期途中に辞任した大統領は、第37代のリチャード・ニクソン。
ベトナム戦争からの全面撤退
ソ連との緊張緩和(デタント)
中国への電撃訪問
ドルの金交換停止・ドル切り下げ(ニクソンショック)
などと、歴史的トピックスをニクソン政権は成しているが、キッシンジャーなど、側近が優秀だったから。
こんな喫茶店で読み始め。
本書はニクソンを、
シラフの時から「狂人」ぶりをいかんなく発揮していたが、
酒が入ると手のつけようがなかった。
泥酔し、無謀とも言える攻撃命令を出すことも少なくなかっ
た。
と、評している。
ニクソン政権時の1969年4月。
31人乗り組みの米国の電子偵察機が北朝鮮に近い日本海で撃墜されている。
撃墜したのは、北朝鮮の2機の戦闘機。
で、ニクソンが軍制服組トップの統合参謀本部議長に命じたのは、北朝鮮への核爆弾の投下。
本夕、読了。
大統領補佐官だったキッシンジャーが統合参謀本部議長に連絡したのは、
大統領は酒に酔っている。
明日の朝まで待て。
ところで、バイデン大統領は、酒を飲まない。
プーチン大統領も飲まない。
習主席も飲まない。
菅前首相も飲まない。
現首相の岸田さんは、酒豪であることをウリにしている。
コメント