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2022年12月18日 (日)

『「お通し」はなぜ必ず出るのか』を読む

〝お通し〟とか〝チャーム〟。
〝チャージ料〟、〝サービス料〟とは違う。
〝お通し〟は、オーダー品が出てくるまでのつなぎのツマミ。
無料ではないから、
 「頼んでいない」
 「だから、支払わない」
と、メンドクサイことを言う客もいるらしい。

ンなヒトとは、席を同じくしたくない(^^;

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こんな喫茶店で読み始め。

産業の米、鉄鋼業界の市場規模は17兆。
産業のコメ、半導体業界の市場規模は衰退著しく、4兆。
産業の血液、電力業界の市場規模は20兆。
飲食業界は、これに匹敵する20兆。
市場規模11兆のコンビニエンスストアの倍。

著者は経済学を学び、大手広告代理店で従事したのが、飲食品のマーケティング。
その後、飲食業界のプロデュース・コンサルティング会社を起業・経営しているヒト。
飲食業界で成功した店も 沈んでいく店も あまた見てきている。
なので、副題が『ビジネスは飲食店に学べ』。
だが、本書を読んでもビジネスは分からない(と思う)。
また、本書を読んだからパッとしない飲食店を繁盛する店にできるとは限らない(と思う)(^^;

本夕、読了。

普段ロクなモノを口にしていないから、鍛えられた舌を持っていない。
なヒトが、ウマい・マズいを発信するネット社会。
飲食店がなければないで とんでもなく困った事態になるわけでもないところにもってきて、ンなヒトの飲食レポ。
経営者は大変だろうと思う。

大都市のビジネス街。
営業は、平日の正午を挟んで せいぜい3時間。
メニューは、Aセット・Bセット・Cセット。
これで長いことやっていってるところがある。
何だかんだ言って、地の利は強い。

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コメント

おはようございます。
「ウマい・マズい」の評価は、大抵は主観的ですね。
人の舌と自分の舌が同じ感度ではないし、人の好みと自分の好みも違います。
ネットの評価は、イマイチ信用しなくていいんじゃないでしょうか。
と私は思うのですが、ネットの評価を信じる人が多数の世の中なんでしょうか。
飲食店も大変でしょうけど、ネットを鵜呑みにするほうも(端から見ると)そうですか大変ですねーって思っちゃいます。
美味しいお通し(注・私の好みのお通し)が出てくるお店、好きです。

投稿: めりー | 2022年12月19日 (月) 04:58

めりーさん、こんにちは

〝お通し〟といって言っていいのかどうか、韓国では、かなりの数・量のキムチ・佃煮(に似た総菜)が出てきます。
レシート上は無料。

〝必ず〟提供され、かつ有料の〝お通し〟は、日本でしか通用しません。
席料・チャーム料とでもしておけばメンドクサくないと思うのですが。

大抵ではなく、主観そのもの。
中島町にあった5、6人しか座れない天プラ屋。
天プラ屋ですが〝お通し〟が出ます。
カジカのとも和えがウマかったです。
私の主観です。

投稿: KON-chan | 2022年12月19日 (月) 07:24

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