『スナイパー入門』を読む
銃は14歳以上から持てる。
ただし、空気銃・光線銃。
火薬でタマを飛ばす銃はダメ。
18歳になると狩猟免許が取れ、火薬でタマを飛ばす散弾銃を持てる。
さらに、散弾銃を連続して10年以上所持した実績を積むとライフル銃を持てる。
本書の副題は、
『銃の取り扱いから狩猟まで』
こんな喫茶店で、読み始め。
20歳になろうとする良太郎が、元自衛隊員のおじさんと銃砲店主の手引きで、銃を得、射撃術を獲得する。
その後、狩猟免許を取得、シカやイノシシを撃つという物語。
物語だが、内容は具体的。
〝猟銃等講習会〟受講の申し込み書に貼付する写真の大きさから受講料に始まって、射撃教習、狩猟者登録、狩猟税の納付方法まで。
北海道の猟場までの行き方、シカを撃ち、血を抜き、皮をはぎ、肉を得るためのナイフの使い方も。
その肉を宅配便で自宅に送る方法、更にはジビエ料理の数々。
冒頭で、
〝銃は14歳以上から持てる〟
と書いた。
銃を持つための最初のイベントが、〝猟銃等講習会〟の受講。
これに、高校の制服を着た者が受講しているとある。
高校の射撃部員のこと。
本夕、読了。
本書の購入動機は書名から。
ヒトを標的とするゴルゴ13や狙撃兵になるための案内をする本だと、すっかりカン違いして(^^;
猟銃だと、銃口を出た弾丸の初速は、秒速600メートルくらい。
標的までの距離が200メートル、狩猟の場なら遠距離とは言えない。
空気抵抗を無視しても発射から着弾まで0.3秒。
水平に撃たれたタマが200メートル先に着弾するまでに、重力で50センチくらい沈む。
その修正方法は、超A級スナイパーのゴルゴ13と同じ。
試射の繰り返し。
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