オォ、いいカタ
昨日は、今日の出航を考え、帰港後、船を上架せずに係留。
今日未明、南東の空に明けの明星、金星。
そのすぐ下、火星の赤。
6時、出航。
6時37分の日出は雲の向こう。
太陽がその直径の2倍ほど昇ったところで、下の雲と上の雲の隙間から射す日光の赤を見る。
その日射を2時の方向から浴びて、沖へ沖へと。
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
サクラマス海域。
スケソが落ち着き、泳がせる毛バリにガツガツしなくなった。
海水温が低い。
1.7℃。
サクラマスの魚体評価は、体長よりは体高(幅・太さ)。
そして、体高よりは、体重。
太平洋のサクラマスは、日本海のサクラマスよりも総じて小さい。
KON-chan号進出海域での私の感覚は、
2キロ前後で、『オォ、いいカタ』
2.5キロを越えると、『スゲ-なァ』
3キロ越えともなると、『一度、見てみたい』
私の記録は、2.9キロ。
海面下110メートルで、マスのアタリ。
スレ掛かりでなければ、『一度、見てみたい』サイズ。
残り巻き上げ長さ、30メートル弱。
そこで、バレた(^^;
『オォ、いいカタ』サイズがあがった。
2.1kg。
午後から野暮用。
11時、早上がり。
コメント
今晩わ。
マスは重量ですか。
写メ上のマス、素敵です。
マスのファイトが、未だに残ってるのでは❓️。
宗八情報が聞こえてきましたね(^-^)。
楽しみです。
投稿: きーさん | 2022年2月12日 (土) 20:18
きーさん、こんにちは
ソイでもサバでもカレイでも、若魚が相似的に大きくなって成魚になります。
大雑把に言うと、体長が2倍になると、体高も厚みも2倍に。
元の体重が1ならば、体長が1割増えて1.1倍になったサカナの体重は
1.1(体長)×1.1(体高)×1.1(厚み) と、3乗。
で、1.331
体長が1割増えると体重が3割増える見当となります。
ところが、サクラマスは成長が進むと相似性が崩れて、体長を増やす以上に体高と厚みを増やします。
太平洋では滅多に見られませんが、板マス状態になるわけです。
体長が1.1倍になったサクラマスは、
1.1×(1.1×α)×(1.1×β)
ここで、α も β も1より大きな数値です。
で、1.331のうしろに、 α×β
を掛け合わせた体重となります。
体長と体重の関係が3乗から大きく外れてきます。
体長でマスを評価しては、マスが気の毒。
なので、マスの評価は体長ではなく体重。
話は逸れます。
市販薬には、成人1日3錠、11歳以上15歳未満1日2錠なんて書かれていますが、私はこれを不思議に思います。
60kg以上の人1日3錠、40kg以上60kg未満の人1日2錠などと体重で分けるべきなのじゃないかと。
ソウハチは、マス場に向かう途中の海域、地球岬からイタンキ沖にかけて浮いています。
投稿: KON-chan | 2022年2月13日 (日) 02:51
居ないな〜、っと思ったら早上がりでしたか。
昨日はついつい外道のマダラ狙い(気持ちは。仕掛けはそのまま)になってしまい、マス探しの移動をサボってしまいました。
今年は定量にならないかもしれませんね😅
投稿: 夫婦釣り | 2022年2月13日 (日) 11:23
夫婦釣りさん、こんにちは
マダラなら外道としても悪くないですから、マダラ狙いに気持ちがシフトした人もいたようで。
我が艇、深ダナで掛けた良型をバラしてからは、スケソのちょっと上、40mで2尾掛かりました。
2尾とも、700gでフォール中に食い上げがあり、ラインがふけました。
マス、いないわけではないですが数が少ないですね。
ちょっと水温が低すぎます。
この先、雪代が入ります。
大釣り機会が減っていきますね。
まァ、自然相手。
なるようにしかなりません。
鳥があちこちに集まっていました。
誰かがさばいたサカナの内臓でも狙っているのかと思いましたが、それらしい様子でもなく。
何が浮いていたのでしょう。
投稿: KON-chan | 2022年2月13日 (日) 11:44
オサカナのいるいないは、水温を目安にすることがありますが、難しいですね。
あれは海表面近くの温度でしょう?
潮が2枚3枚になって流れていますから、そう単純にはいかないんだろうと思います。
海に沈んで、オサカナの都合を見てきたいですね。
投稿: めりー | 2022年2月14日 (月) 11:52
めりーさん、こんにちは
以下は、そんな傾向があるってことで読み流してください。
サクラマスのシーズン初期のタナは浅く、徐々に深いところへと移っていきます。
一日の内でも、時間の経過とともに深いところに移っていきます。
マスを掛けるには、水の澄んでいる海域、3℃程度の水温が欲しいところ。
今の胆振沖、場所によっては1℃を切るような冷たさ。
ここでいう水温とは海表面温度。
我々の装備では深いところは知りようがありません。
ところで、どこの研究機関が調査したのかは聞きそびれましたが、胆振沖で、海水温の深さ方向の変化の調査をしたことがあるそうです。
その時の調査では、深いところの海水温と表面温度とにはほとんど違いがなかったと聞きました。
でも、水の最大密度は4℃時。
4℃の前後はそれより小さくなります。
横軸に温度、縦軸に密度をとったグラフ上で∩型の曲線を描き、そのピークが4℃。
表面温度が1.7℃ならば海中に2℃、3℃、4℃域があってもおかしくはないかなァ、っと。
てな理屈を振りかざして、深場を探っているわけではないのでしょうが、今現在の実績としては100m前後の深いところでマスが掛かるようです。
私の竿にも100m以深でアタリました。
が、今回、実際に私のタモにおさまったのは40mでアタッた個体。
海表面に潮目が見えることがあります。
おっしゃるように、海中にも水平方向に潮目があります。
今回のマスは、そこにいたものだったようです。
水深80mで、30mぐらいに浮いているソウハチを釣っていてマスが掛かることもあるし、水深50mでサルカンが水面に出るような浅いところでマスを掛けたこともあります。
昨年の今頃、めりーさんは跳ねたマスをジグに食わせたことがありましたね。
サクラマス、何だか、よく分からないサカナです。
投稿: KON-chan | 2022年2月14日 (月) 14:49