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2021年3月

2021年3月31日 (水)

黄砂帯が抜けたようだ

絵鞆の展望台に立つと、黄砂で山は見えず、対岸もかすむ。
しかし、風は黄砂を払う向き。

平日だが、あれこれあって私は休み。
9時30分、出航。

水面は滑らか。
波長50メートル、波高1メートルほどのゆったりとしたウネリ。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

この海域到着時点では、オカはほとんど見えなかったが、ほんのわずかな時間の経過で晴れわたってきた。
黄砂帯が抜けたようだ。

きつい濁りが続いていたが、今日の水はクリア。

根の上で竿を出すが、食わず(^^;
移動して、再度根の上で竿を出すが、食わず(^^;
さらに、移動して、再々度根の上で竿を出すが、食わず(^^;

根から2海里ほど南の海域で8本針サビキを入れると、ソウハチが7枚。
が、サビキを入れたのは1回のみ。

移動して、再々々度根の上で竿を出すが、食わず(^^

根で掛かったのはガヤのみ。
正午、沖上がり。

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2021年3月27日 (土)

帰航は根を経由して

春は、緊張感のない よどんで、なんだか音の伝わりが悪そうな空気の日が多い。
が、今朝は寒が戻り、空も明るかった。

9時、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

沖の波は深くはないが、尖って堅い。
が、やがて落ち着き、正午近くにはベタナギとなった。

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ソウハチは入れ食い。
ただし、我が艇の出竿海域の群れは小さい。

帰航は根を経由して。
インチクを入れるが、不釣(^^;

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2021年3月26日 (金)

『朝鮮史』を読む

日本への外敵の侵攻は、
鎌倉時代の、
・文永の役
・弘安の役
の2回の元寇と
・太平洋戦争後半期の連合国軍反攻
ぐらいかと思えば、さにあらず。

平安時代に幾十回かあった、
・新羅の入寇 (しらぎのにゅうこう)
・刀伊の入寇 (といのにゅうこう)
と称する朝鮮及び満州民族の壱岐・対馬や九州沿岸への海賊行為

室町時代に、これも幾回かあった、
・応永の外寇
を代表とする李氏朝鮮の対馬侵攻

江戸時代末期には
・ロシアの樺太・択捉侵攻
・薩英戦争 薩摩藩‐英国
・下関戦争 長州藩‐英米仏蘭

ざっと、100回くらい。

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こんな飯屋で読み始め。

朝鮮2000年の歴史には、秀吉による、
・文禄の役
・慶長の役
や、
・倭寇の海賊行為
明治の、
・韓国併合
という日本によるもののほかに、それよりはるかに多い、大陸からの侵攻が100回、500回、1000回とある。
過去2000年間、朝鮮を外敵が襲った件数は3000回にも上る。

著者は、パリ大学教授の朝鮮古代史・文化史を専門とする韓国人。

海に囲まれた日本が外敵脅威に強かったのは当然。
が、ユーラシア大陸で漢・隋・唐・宋・元・明・清と変わっていく支配国と直接の地続きの小さな朝鮮半島が、朝鮮半島として今も地図に残る。
肝心かなめの その説明が、〝民族を挙げての闘争〟の一文だけ。

本夕、読了。

大陸(中国)の王朝に朝貢した(させられた)国は多い。
日本・琉球・シャム・ビルマ・朝鮮・ベトナム等々。

それらの中で、紫禁城(王宮)にまで使者が招かれたのは朝鮮とベトナムだけ。
日本からの使者は、紫禁城内に立ち入ることが許されていない。

現在の朝鮮(韓国)の立ち位置が見えてくる。
あちらにソッポを向けば、あちらに叩かれる。
こちらにソッポを向けば、こちらに叩かれる。
あちらも立てねばならず、こちらも立てねばならない。

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2021年3月23日 (火)

『「わかる」とはどういうことか』を読む

〝何かについて考える〟ことは誰しもの日常。
本書に書かれているのは、〝何かについて考えるということ自体〟についての考えたこと。
〝何かについて考えるということ自体を考える〟とは、〝わかる〟という仕組みを考えること。

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こんな飯屋で読み始め。

著者は、
 何かについて考えるということ自体を考える〟ことは誰でもやっている
 ことではない。
 暇な学者がやっている。
と書く。
著者は、脳出血などで認知障害を発症した人たちの診断・治療・リハビリを行う神経内科医。
認知障害とは、自然に流れていた頭の働きがあちこちで停滞する症状。
つまり、それまでわかっていたことがわからなくなってしまう症状。

先天的白内障を患って明暗しか感じられないヒトの目も、今の医学は治療できる。
で、生まれ落ちてから一度も視界を得られなかったヒトが、モノを見ることができるようになる。
が、網膜に映った像をにわかには認識できないのだそう。

「わかる」とはどういうことかが、こんな話から始まる。

本夕、読了。

自分の見ている赤色は、ほかの誰かが見る赤色と、はたして同じ赤色に認識されているのだろうか。
みたいな疑問を持ったことがないだろうか。
理知的に「わかる」ということに対し、感覚的に「わかる」ということは、はるかにその認識が困難。

「どうして、私の気持ちを分かってくれないの!」
と言われても、分かるわけがないのだ。
自分の見ている赤色は、ほかの誰かが見る赤色と、はたして同じ赤色なのか説明できないのと同じ(^^;

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2021年3月20日 (土)

てな情報が入るのは、

春分の日。
春まだ浅い。
車を出す前に、ウインドウにおりた霜をかく作業が必要な今朝の気温だった。

日出は5時39分。
6時丁度、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

沖は相変わらず、ひどい濁り。
加えて波・風ともあってラインが斜め後ろに走る。

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シーアンカーを入れての釣りとなった。

少し、東に来過ぎたようだ。
3海里手前の海域が爆釣海域だったよう。
てな情報が入るのは、いつも決まってオカに上がってから(^^;

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2021年3月19日 (金)

少しずつ西へ西へと

金曜日。
平日だが、あれこれあって私は休み。

9時、出航。
良ナギ。

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今日の出竿はこんな、風景の見える海域。

今日も沖の水は濁って泥色。
風は西から。
その風に押されて、船は東へ流れる。

東へ0.5海里流されると、西へ1.5海里のぼる。
マス海域から、少しずつ西へ西へと。
結局、画像の海域で、マス毛バリに代え、ソウハチ仕掛けを入れた。

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マスは掛からず。
が、ソウハチは好釣。

正午、沖上がり。

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2021年3月16日 (火)

沖はひどい濁りで、泥色水

平日だが、あれこれあって私は休み。

9時、出航。
良ナギ。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

沖はひどい濁りで、泥色水。
100号のオモリでワームを沈める。

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アタリはポツラポツラ。

デカいアタリが3回。
多分、マダラ。
4号のハリスを3回とも切られる。

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沖上がり前の30分ほど。
15メートルまで浮いたソウハチの群れに、6本針サビキを入れる。
ソウハチが針数付く。
投入5回で26枚。

カタは悪くない。

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2021年3月14日 (日)

帰航時、船首は羊蹄山に向く

日出は5時50分。
未明からの雨が上がったのは、その30分後。
マリーナ海域は、風穏やか。

6時50分、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
沖根。

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同乗は、星の写真家でDENEB船長のめりーさんご夫妻

ナギは昼まで持たない、早上がり必至の波予報。
そのつもりで出てきたが、海域に至る前からうねりの上に小さな尖った堅い波。

狙うのは根のサカナ。
しかし、この海況では根のサカナを狙えない。

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沖根からの帰航時、船首は羊蹄山に向く。
船首を羊蹄山に向けたのは9時になる前。

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2021年3月 5日 (金)

『アー・ユー・ハッピー?』を読む

矢沢永吉は、1949(昭和24)年の生まれ。
彼の名で出している書は以下2冊。

 '78年(29歳)の、『成りあがり』
 '01年(52歳)の、『アー・ユー・ハッピー ?』

29歳で、自分は〝成りあが〟ったと言う度胸。
52歳で、ヒトに〝アー・ユー・ハッピー?〟と言う無遠慮。(注)

前書は、糸井重里の矢沢永吉への聞き書きスタイルの本。
後書は、矢沢永吉が一人称で語ってはいるが、ゴーストライターによるものだろう。
ライターは、多分、糸井重里か その周辺の人間。
自分を『成りあがった』と評し、ヒトに『アー・ユー・ハッピー?』と言うなんてこと、いかにうぬぼれた人間だってできるずがない。
ゴーストライターの記述とはいえ、イヤらしさ はなはだしい。

ではあるが、以下、本書にゴーストライターの筆は入ってなく、本書はすべて矢沢永吉が書いたものであるという前提で。

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こんな飯屋で読み始め。

'98年、矢沢 49歳の年。
彼は、オーストラリア ゴールドコーストに土地を求め、屋上にヘリポートを持つ26階建てのビルの建設計画をすすめていた。
本書の記述によると、その計画の目的は〝拠点〟を作るため。
彼はすでに経理、著作権、演奏会場構築、グッズ販売、外国人アーティスト招聘などの管理会社を興す実業家でもあった。
二ヶ月ごとの契約書のチェック、銀行からのレターのチェック。
しかし、彼をボスと呼ぶ社員二人にオーストラリアでの拠点建設資金から30億円を横領される。
矢沢がチェックしていたのは、偽造された契約書、偽造されたレター。
入念に計画された横領計画にまんまと引っかかる。

本書の始まりはそこから。

ロスアンゼルスに住み、そこでロックを聞きレコーディングする。
そして、自分は神様から才能を与えられている、日本のスーパースターと自認していた矢沢が、米国のロックの実力に打ちのめされる。

本夕、読了。

ロッド・スチュワート、ジョン・ボン・ジョヴィらと同じステージに立つ。
ロッドには8時間のリハーサル時間が用意されているのに、矢沢には1時間もない。
そのステージで、
Who is YAZAWA ?
から、
Oh, he is great !
に変わった声を聞く。

(注)
『アー・ユー・ハッピー?』の原稿は、実際には'91年(42歳)にできている。

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