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2021年1月14日 (木)

『買えない味』を読む

著者は国内外を歩き、見、聞き、食べ、飲み、それを文字にすることを仕事にしているヒト。
本書は、月刊誌 dancyu(ダンチュウ)に連載された『台所の時間』を編集、1冊に成したもの。

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こんな喫茶店で、読み始め。

飲食は毎日のこと。
だから、飲んだ話、食った話がネット上にたくさんアップされている。
その中には、高い・安い、入手性・希少性、天然・栽培(養殖)に関連するフレーズのせいで、下品・ケチくささを感じさせるものも。
〝うまい・そうでもない〟ということと、〝高い・安い、入手性・希少性、天然・栽培(養殖)〟をリンクさせる頭の使い方を、私に理解できないから そう感じるのだろう(^^;

本書著者の文章には、そんな下品さ、ケチくささがない。
書かれているのは、箸置きから始まって、まな板、弁当箱、冷や飯、鉄瓶、柿の葉、漬物石のこと等々。
私が言っては不遜、生意気、身のほど知らずだが、このヒトの文章の質も内容もそれほどのものではない。
しかし、飲食について 余裕のある態度で向き合うこのヒトの文章は、読んでいて落ち着く。

本夕、読了。

月・火・水・木・金と週に5日。
それを7週連続、昼食はポークカレーで過ごしたことがある。
最寄りの食堂のメニュー中、カレーがもっとも早く提供されるからだった。
米なしでは3日と過ごせないというヒトもいるが 、私は米なし生活連続11週間という経験もある。

私の舌は子供。
時々、大人の舌を持つヒトの文章を読むことが私には必要かもしれない。

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コメント

カレーは飽きませんよねえ(笑)
私も、大学在学中は学食でお昼ゴハンでしたが、ポークカレーを選択することが一番多かったです。
今はきっとメニューも変わって、もう残っていないかも知れません。
米は大事な栄養源ですが、現代生活ではほとんどの場合で摂取過剰です。
米絶ちをする必要までは言いませんが、少し控えるほうが、身体は長持ちしそうに思いますねえ。
私も米からやや距離を置いているので、今ではカレーは米なしでもokです。
でも、ラーメンの麺なしは、ありえないなあ(笑)

投稿: めりー | 2021年1月15日 (金) 09:11

めりーさん、こんにちは

めりーさんの飲食の話には、下品さ、ケチくささがありませんね。
素敵です。

血糖値を上げるホルモンは複数ありますが、下げるホルモンはインスリンだけですからねェ。
飢餓がヒトの常態だったのでしょう。
日本人が三食とるようになったのも明治期からだったはず。
我々は食い過ぎです。

> でも、ラーメンの麺なしは、ありえないなあ(笑)

です。
ところが、室蘭の輪西町にはあるンですよォ。
ライスとラーメンスープというメニューをおいているラーメン屋が。
ネギを散らしただけの具なしのラーメンスープで白米を食うわけです。
ウマそうです。

私は持っていったことがありませんが、山メシにカップ麺や袋麵を使うヒトは半数近くいます。
そして、麺を食べた残り汁におにぎりを放り込んで、すするヒトが更にその半数近く。
トータル、2割くらいの山オトコ・山オンナがそんな山メシを食べてますね。
これもまたウマそうです。

カレーはウマいなァ。
煮込み料理の常で、あれ、冷えたものを再加熱すると更にウマくなりますね。

カレーとビーフシチューとおでんの我が家での調理担当は私です。

投稿: KON-chan | 2021年1月15日 (金) 10:27

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