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2020年12月29日 (火)

『恥ずかしい人たち』を読む

『週刊新潮』に現在も連載中の『この連載はミスリードです』から、抜粋・加筆して1冊にした本。
著者は、ネットニュース編集者。
年間休日は1日。
それを続けること15年。

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こんな喫茶店で読み始め。

『恥ずかしい人たち』という題名だが、真冬の北海道の沖に出て竿を出すバカや、それと同類のヒトたちのことばかりが書かれているわけではない。
Stay home は、Stay at home ではないか(注1)
とか、
話せば分かるはウソ
とか
「カフェで仕事」の先の「居酒屋で仕事」(注2)
とかとかなんぞも。

本夕、読了。

週刊誌への連載だから、毎週気の利いたことを書かなければならない。
著者の前職は大手広告代理店社員。
マスコミ業界に詳しく、月に1000本近いニュースの編集を行っているから時事にも強い。
だから、話のネタは豊富。
しかし、毎週の連載ゆえか、気の利いたことが書かれている記事は少ない。

みたいなことを言う私のような者は、『恥ずかしい人たち』の一員(^^;

(注1)
本書によれば、
Stay home は米国英語
Stay at home は英国英語
〝専業主婦〟と言うときは、米国英語でも at が必要で Stay at home mom
なんだと。

(注2)
ドトールで外から見えるカウンター席で開かれているノートは、100%Mac。
ドトールのカウンター席にはコンセントが用意されているが、それを使うのはイモ。
バッテリーだけで、Macを駆動させる。

本著者は言う。
Mac派は、居酒屋ではMacを開かないだろう。
「居酒屋で仕事」の文化は、Win派がまず始めよう、と。

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コメント

話しのネタが豊富というのは、知見が広く様々な見解ができる、可能性があるということでしょうね。
恥ずかしいかどうかは、その人その人の価値観に左右されるのかなと思います。

知見が広い人は、人として素敵だなと思いますが、
見解が偏っているのはちょっと引いちゃう(どんな人もある程度偏るのは当然ですが、それを一方的に大声で主張する人はニガテ)

真冬の沖で竿を出すのも、それが恥ずかしいことではなく当たり前の人だっていることでしょう。

私は、出しませんけどねー(笑)

居酒屋でMacかあ。
うーん、居酒屋さんって割と狭いところが多くて、MacでもWinでも、PCを広げるにはやや不便かも。
美味しいものは、ちゃんと美味しいに向き合っていただきたいなとも思いますね。

投稿: めりー | 2020年12月30日 (水) 15:50

めりーさん、こんにちは

本書にも、違う見解を持つ者は分かり合えないことをテーマにしたページがあります。
〝話せば分かるはウソ〟がそれ。
理屈を振りかざして、論破しようとか説得しようとかするのは難しいことです。
拝み倒すとか、口説き落とすとかという感情に訴える方法は時々成功しますが(^^;

いやァ、真冬の沖で竿を出しましょう。
恥ずかしいヒトが船長の我が艇にどうぞ。
鼻水も出ますが、釣果も出るかもしれません。
鼻水も出て、タメ息も出るだけかもしれません。
恥ずかしいを通り越してバカでないとできませんね(^^;

道具は、使うヒト、環境、雰囲気に合う合わないってありますね。
居酒屋でMacはオシャレじゃないです。
って、本著者もMacとオシャレを関連付けてます。

MacにしろWinにしろ、居酒屋には似合いませんね。

投稿: KON-chan | 2020年12月30日 (水) 17:59

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