トムラウシを歩く 2
17時半頃より、雨。
ザ~っときて、パラパラっとなり、また、ザ~っと。
パラパラっととは、カサでしのげる雨。
ザ~っととは、カサなんぞ役に立たない雨。
土砂降り(^^;
やがて、闇。
パラパラ音が聞こえなくなった。
テントを叩く雨音がザ~音だけになって、その激しい単調さの中のソロの山歩きの孤独。
明日は明日の風。
明日は明日の雨。
明日は晴れるだろうかァ とも考えず、しばらくのち、眠りに落ちた。
【以下、7月29日の話】
テントから西の空を見る。
ガスが薄まり、空に明るさが見える。
すぐそこにある宇宙
宇宙の深さ
その中にいる自分
を感じさせる高い山での晴れた夜も、
強さ
希望
恵み
を感じさせる高い山で浴びる朝の日射も得られなかったけれど、雨の上がってくれたことが心底うれしかった。
雨に濡れたテントや衣類のせいで、消費した水・食料重量を差し引いても、登ってきた時よりザック重量が増えた(^^;
多分、20キロを超えている。
ガレ場ではナキウサギの声。
広角17ミリを面積比10パーセントにトリミング。
この画像中にナキウサギが写っているのだが・・・
さらに、その10パーセントに思いっきりトリミングすると・・・
山歩き時間6時間30分。
19477歩。
全給水量は、
・700CC
南沼野営指定地にて。
食べないといけないのだが、
・グリコ アーモンドピーク 2個
歩きながら、
・グリコ アーモンドピーク 2個
下山後、トムラウシ温泉東大雪荘で入浴、後泊。
一昨日と昨日を合成したGPSログ。
コメント
やはり、厳しい山ですね。鼻から対象外にしていて、良かった気もしますが、行かない人には見ることの出来ない景色ですし、うらやましいです。
写真で見るとテントの高さが高いようですが。。。
風は吹かなかったのかしらね?
2kg前後の重量でしょうか?染みてこなかったところを
見ると、耐水性は高いようですね。
とにかく無事に、戻れて良かったです。
私は明日、鹿追。。屈足の山の中のお墓の草刈り
に行ってきます。その後、然別峡へバイクキャンプに行く予定です。チミケップ湖をキャンプ地から日帰りで、見に行ってこようかと計画してました。
投稿: ja8oxy | 2020年7月30日 (木) 18:06
ja8oxyさん、こんにちは
テン泊装備を担いでのトムラウシ山行はこれが最後です。
私の限界です(^^;
全行程の7割はガレ場歩き。
下のほうのドロ地には木道。
これがありがたい。
まァ、それにしても2000mで見るお花畑を表現する言葉はありませんね。
寝るだけのテントなので、もっと背が低くてもいいと私も思います。
多分、ドームを形成するカーボンロッドの曲がり具合で決まったのだと思います。
アライのテントにはシームコーティング剤が付いてきて、実地使用開始はそれを指定個所に塗ってからです。
深夜には風も出てきましたが、頑張ってくれました。
サタケの山行食料やコーヒーや燃料を全部持ち帰っています。
私もキャンプかなァ。
投稿: KON-chan | 2020年7月30日 (木) 19:26
アライのテントなら、素晴らしい物だと思います。
現在バイク使用を考えて、収納時40センチほどの
物を使ってますが高さが1メートルあるかないかで
座ると頭がぶつかります。でも、横はかなり余裕があり
荷物を入れるスペースが十分なので、使ってます。
山用なので、風にも強いとは思ってますが、
天気の悪いときは避けているので良いかどうかは不明。
本当はドッペルギャンガーのワンタッチが良いのですが
長すぎて、車用になってます。キャンプでシンミリと過ごすのも、また良い物ですよね。
投稿: ja8oxy | 2020年7月31日 (金) 02:54
山で多いのはモンベル。
本州の人気の山のテン場では、自分のテントが分からなくなることがあるのだとか。
次がアライ。
大型はダンロップって感じですね。
白雲岳のテン場で、道警の山岳救助隊の10人規模の大型テントの設営を見たことがあります.
私の小さなテントの設営にかかるより短い時間で完了。
私もテントの設営に2分掛からないのですが。
ペグ打ちは3本だけ。
残りは石。
アライはロッドの1ピースから買うことができるのがいいですね。
私のテントは一人用ですが、カワイイ彼女となら二人寝できると思います(^^)
高い山ですから、ガスも雨も風も気温もどうなるか分からないという前提で山寝の準備をしていきます。
シンミリの時間は必要ですね。
投稿: KON-chan | 2020年7月31日 (金) 06:27