『英会話 その〝直訳〟は ネイティブを困らせます』を読む
あるカトリックのミッションスクール。
英語教師の米国籍神父が、しばしば、
「見ましょう」
「見ましょう」
と言うンだとか。
英語教師の神父は、
「ええっと」
「ええっと」
と言っているつもりで、
「見ましょう」
「見ましょう」
と。
〝Let me see.〟
は、
「ええっと」
英語ネイティブは、
〝Let me see.〟
を
「見ましょう」
と直訳する。
こんな喫茶店で読み始め。
本書はその反対。
日本語ネイティブが、日本語を英語に直訳してオカシなことになる話。
話がそれたとき、
「脱線しないようにしよう」
と言う。 それを、
〝Let's try not to run off the track.〟
と言っていいかどうか。
英語ネイティブには、それが、
「(列車を)脱線しないようにしよう」
と聞こえるんだと。
〝Let's try to stay on the track.〟
「線路にとどまろう」で、
「(話が)脱線しないようにしよう」
を表現するようだ。
本夕、読了。
本書には、
〝Happy New Year!〟
は1月1日だけの挨拶。
1月3日に言おうものなら、
「まだ言ってるの?」と思われるとある。
大坂なおみは日米ふたつの国籍を持っていた。
昨年10月に日本国籍を選択したが、就学前から米国で生活する英語ネイティブ。
ところで、全豪オープンは1月20日から。
その日の記者会見を、大坂なおみは、
〝Happy New Year!〟
で、始めた。
本書はどこまで正しいか。
みたいなことを書くのは脱線だろう。
〝Let's try to stay on the track.〟
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