『ココ・シャネルの言葉』を読む
〝モードではなく、私はスタイルを作りだしたのだ〟
シャネルの言葉。
〝モード:流行〟は、移ろい。
〝スタイル:様式〟は、生き方、シャネルの信条。
シャネルが住んだのは、パリの五つ星ホテル。
逝去も、そこで。
享年67。
こんな喫茶店で読み始め。
シャネルはファッションを勉強したことも誰かの下で修業したこともなかった。
デッサンも描けない、針も使えない。
見開き右ページにシャネルの言葉が書かれる。
左ページにシャネルの生涯がつづられる。
シャネルはたくさんのウソをついたという。
幼くして母に死なれ父に捨てられ、孤児院で育った境遇。
欧州一の富豪貴族からの求婚。
ドイツに占領されたフランスでの、ナチの高官との恋愛。
ドイツのスパイとしての活動。
スイスでの亡命生活。
ファッション界からの引退。
ファッション界への復活。
ウソが必要な人生。
〝日曜日は大嫌い。
誰も働かないから。〟
シャネルの言葉。
本夕、読了。
友人の作家とランチをとった その夜、住居としていたパリの五つ星ホテルの自室のベッドでシャネルは急死する。
その部屋のクローゼットにかかっていたのは、2着のシャネルスーツだけだったという。
〝私はシャネルスーツを2着持っている。
この2着で私はいつもちゃんとした格好をしていられる。
これがシャネルというものだ。〟
シャネル、生前の言葉。
コメント
後生に残る言葉を残すのは、すごいことだなと思います。
〝スタイル〟のある生き方をしたいなと思いますネ。
投稿: めりー | 2020年1月 5日 (日) 20:09
めりーさん、こんにちは
いやァ、めりーさん、あなた、〝スタイル〟のある生き方してます。
雲のことよりも、月没が遅いからエライ撮影行になるだろうと気になってました。
行動力と言う単語だけじゃ足りません、気迫と言うか凄みと言うか。
めりーさんの記事にコメント付けようとしましたが、圧倒されちゃいました。
今朝早く、こちらは穏やか。
なもんで竿を担いで絵鞆へ走りましたが、着いたとたん地面の雪が舞うほどの風。
今日は読書で過ごしました。
私の〝スタイル〟は、ごく穏健でしょ。
投稿: KON-chan | 2020年1月 5日 (日) 23:00
あらあ、よくおっしゃいますこと(笑)
KON-chanのどこが〝穏健〟なんでしょう。
そもそも、この時期に竿をかついで出かけるのがすごいです。
3日連続で山を歩いたんですって??
しかもソロで??
休日は大いに満喫できたでしょうか。
私も暦どおりに今日から仕事でーす。しかも、満月期。
しばし、大人しくいたします。
投稿: めりー | 2020年1月 6日 (月) 04:25
めりーさん、こんにちは
仕事始めが満月期となったのは、僥倖というもの。
力一杯、クタクタになるまで業務に精励、夜もしっかりお眠り下さい。
何であれトコトンやるっているのは、傍から見ていても気持ちのいいものです。
機械が狂いなく動いているのも、標点合わせのレーザー光の直線も気持ちがいいです。
竿を担いで船置き場に行く時の気持ちったら、これと引き換えにできる気分はありませんね。
吹かれて帰ることになっちゃうンですが(^^;
トレースのない雪原に自分の足跡だけを残して鼻水垂らして進んでいくのも、これがまたいいンだなァ。
星野に鏡筒を向けてモータードライブをオンする瞬間の気分は、きっとこんな気分だろうと。
エキセントリックってのは芯ズレの異常・奇妙なことではありません。
愛すべき個性、楽しいキャラクター。
という解釈をすることとし、ちょっと偏芯同志、楽しくいきましょう(^o^)
レンズと鏡の世界、たくさん見せて下さい。
投稿: KON-chan | 2020年1月 6日 (月) 08:11