『日常会話なのに辞書にのっていない英語の本』を読む
下の下の記事、『天丼 かつ丼 牛丼 うな丼 親子丼』で、
【しかし、うな重 天重 かつ重 はあっても、親子重 牛重 はない(と思う)。】
と書いた。
いや、中島町の 〝とんかつ とんせい〟には〝親子丼〟がなく〝親子重〟があった。
なお、この店、〝かつ丼〟はない。
メニューにあるのは、〝かつ重〟。
横から見ると Λ の形をしている1ヶ月表示の卓上カレンダー。
ある年のある月のこと。
あるヒトのデスクの上の卓上カレンダー。
土曜日と日曜日、2日続けてピンクの蛍光ペンで、DATEと書かれているのを見た。
ある年とは、
MG5にまだオーデコロンがラインナップされていた頃。
それを左の手首にひと吹き。
それが、私の朝の出勤前の儀式だった。
あるヒトとは、
4つ年上の女性。
「泊りがけのデートかァ」
ということで、私の年上のヒトへの秘めたる恋が終わった(^^;
以来、MG5のオーデコロンを吹いたことはない。
こんな喫茶店で読み始め。
英文レター、
Dear Mr. 誰それ
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
Sincerely,
署名
Dear が拝啓
Sincerely, が敬具
こんなレターを出さねばならぬヒトは、自分でキーボードを打ったりしない。
レターを作るのは秘書。
自身はサインだけ。
親しい間柄だと、Dear だとか Mr. だとか使わない。
更に、敬具の Sincerely, に代えて、
XX〇〇
これで、キスキスハグハグ と読むそうな。
1回デートしたくらいの間柄でも使うようで、こんなメールを受け取ったからといって舞い上がってはいけない。
みたいな、〝日常会話なのに辞書にのっていない英語〟が紹介される。
単語は義務教育レベル。
本夕、読了。
釣り師なら、一度聞いたら死ぬまで忘れない〝日常会話なのに辞書にのっていない英語〟は、
Fish or cut bait.
直訳だと、サカナを釣れ、(さもなくば)エサを作(切)れ。
18世紀中頃の米国発祥の口語。
〝いいかげん何かを始めたら?〟
〝少しは役に立ってよ〟
の意。
冒頭の話に戻る。
ある年のある月のこと。
土日が明けて、月曜日の年上のヒト。
〝プレー後のシャワー〟がどうたらこうたらと話しているのが、聞こえた。
楽しい土日だった様子。
後から知った。
年上のヒトは日本人。
私はだから、DATE を〝デート〟ではなく〝だて〟と読むべきだった。
年上のヒト、土日、2日続けて 伊達カントリー倶楽部 で女子会ゴルフだったらしい。
年上のヒト。
米国人と結婚、渡米。
その後については、風のたよりにも聞かない。
風のたより、〝日常会話なのに辞書にのっていない英語〟だと小さな鳥が運ぶ。
A little bird told me.
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