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2019年11月 6日 (水)

『季語うんちく事典』を読む

〝鞦韆〟と書いて、〝しゅうせん〟と読む。
簡体字だと、〝秋千〟。
〝ブランコ〟のこと。
〝鞦韆〟、〝秋千〟、〝ブランコ〟は、春の季語なんだと。

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こんな飯屋で読み始め。

コップの中はリンゴジュース。 リンゴは秋の季語。
紅葉はツタ。 ツタは秋の季語。
ズボンのポケットにはカシワのドングリ。 ドングリは秋の季語。

季語(季題)を一句に一つ詠み込むのが俳句の原則。

リンゴやツタやドングリが、秋の季語なのは腑に落ちる。

しかし、何ゆえ、ブランコが春の季語なのか。

素麺(そうめん)は夏の季語のように思うが、素麺だけでは季語にならないのだと。
〝冷素麺〟・〝素麺流す〟として、夏の季語になる。
氷の入手が難しかった頃は、素麺は入麺・煮麺(にゅうめん)として温めて食べることが多かったと説明されて納得。

本夕、読了。

サカナについて本書から拾うと、
春の季語:さくらだい・にしん・しらうお・ます
夏の季語:かつお・さば・とびうお
秋の季語:さんま
冬の季語:さめ・まぐろ・ぶり・ふぐ

ところで、何ゆえ、ブランコが春の季語なのか。
千年前の宋の蘇軾(そ しょく)の七言絶句
 春宵一刻値千金
 花有清香月有陰
 歌管楼台声細細
 鞦韆院落夜沈沈
からきている。

俳句は芸術ではない。
〝第二芸術〟とでも言うべき。
というような論文が、70年ほど前、論争を引き起こしている。

俳句を芸術と考えるヒトもいれば、俳句は第二芸術だと考えるヒトもいる。

サカナ釣りを技術と考えるヒトもいれば、サカナ釣りは運だと考えるヒトもいる。
オイラ、運だと考えるヒト(^^;

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コメント

はいはいはーーーーい、私も運だと考えます。
サメ。。サメも冬なんでしょうか?
ついに札幌も初雪になりそうです。今朝、手稲山が白くなっているのを見ながら出勤しました。

投稿: めりー | 2019年11月 7日 (木) 08:25

めりーさん、こんにちは

メンカル、くじら座、渋いなァ。

本書によれば、クジラも冬の季語です。
理由は書いてありませんが、はりはり鍋やコロやサエズリの入ったオデンは、冬の食べ物だからなのかもしれません。

本書には、サメを冬の季語とする理由も書かれていません。
サメを食材とする地方も多いようですが、サメの旬はいつなんでしょう。

ところで、いやいや、ご謙遜を。
貴艇では、運任せの釣りはしていません。
狙って、かつ分かって掛けてます。
根拠ある釣りをおやりになっているものと。

私は根拠のある釣りはやってません(^^;
しかし、貧果で沖上がりするときには、私なりの根拠があります。
「今日の出竿海域には、腹の減ったサカナがいなかった(^^;」

札幌は、雪だったそうですね。
当地も、霜取りをしないと車を出せない日が、すでに2日ありました。
いよいよ雪ですね。
御身、お大事に。

投稿: KON-chan | 2019年11月 7日 (木) 19:32

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