『アインシュタインが信じた宇宙論』を読む
以下は、本書からの受け売り。
私が理解できていることはひとつまみもない(^^;
1915年、アインシュタインが『一般相対性理論』を発表している。
理論の根幹を成す式は、ニュートンの万有引力の法則を拡張したもの。
この式には、宇宙は膨張も収縮もしないように補正が加えられていた。
こんな飯屋で読み始め。
アインシュタインが信じていたのは、膨張も収縮もしない静止した宇宙。
ところが、1929年、宇宙は膨張していることが観測される。
アインシュタインも直ちに自分の誤りを認め、式に埋め込んでいた補正を外す。
宇宙の始まりは、とんでもなく高温、とんでもなく高密度、とんでもなく小さかったのだが、それが膨張して今の宇宙がある。
そのスタートがビッグ・バン。
空間も時間も、全てがその瞬間から始まった。
2011年のノーベル物理学賞受賞テーマは、1990年頃の研究成果の『宇宙の加速膨張の発見』に対して。
宇宙の膨張は加速し続けているという観測事実は、〝万有引力があるからビッグ・バン後の宇宙の膨張速度は遅くなっても早まることはない〟という常識とは反する。
しかし、宇宙の年齢の見積もりの問題などを解決できることから、この観測結果を天文学者は歓迎したようだ。
同時に、膨張を加速させるために、引力と反対の力(反発する力、斥力)の存在が必要となる。
その量は、宇宙全体のエネルギーの7割以上となるのだが、その正体は不明。
本夕、読了。
本書に書かれている内容の科学的信頼性の深さ・確かさを、私に評価する力はない。
しかし、次は言える。
本書、作りが大変に雑。
多分、編集者は著者から原稿をデジタルデータでもらい、それをただ印刷しただけ(のように見える)。
校正作業は完全に手抜き。
誤字脱字重ね字多数。
それ以前に、著者の原稿作りが、いいかげん。
Wikipediaのコピー・アンド・ペースト多数。
インターネットから拾ったデータ多数。
著者は日本人。
生年と出身校は明らかにしているが、筆名をK・クリアキンとして現実の姿を明らかにしていない。
そうせざるを得ないのも分かる。
そんな本の作り(^^;
コメント
カレーかな、デミかな。美味しそう。
この手の書物は興味があるんですが、いくら読んでもサッパリ理解できません(笑)そもそも私はフーリエ変換すらわからんまま使ってるだから、お話しになりませんわね。
別冊ニュートンで量子力学を読みましたが、面白いんだけど人に説明できるほど理解もできておらず。
ま、自分が面白いと思うぶんには誰にも迷惑かけないからいいやーという、釣りにも通じる中途半端さがここでも現れます。
作りが雑という本もあるんですね。雑であるかどうかも、私なんかには判らないかも(笑)
そして日本人なのにすごいペンネームですねえ。まあペンネームなんで好きなようにすればいいんでしょうけど。
昨今はネットでいろいろ調べることもできるので、逆に下手な情報を形にして世に出すほうが勇気あるように思います。
自分で目を通してもいない本に対して失礼でしたね、スミマセン。
投稿: めりー | 2019年8月23日 (金) 08:20
めりー船長さん、こんにちは
カレーですね。
山から下りて北に20分くらい走ったところに、週末だけのカフェがあります。
そこ。
私は〝フーリエ変換すら〟どころか、ピタゴラスの定理すらもアヤシイです(^^;
ですが、FFTアナライザを使って、共振がどうの、卓越周波数がどうのとやっていた一時期があります。
味蕾への刺激が脳でどのように味覚に変換するのかの機構を理解していなくても、アンパンをかじったり、ソバをすすったりできるのと同じ。
って、自分の脳ミソの活性の悪さを慰めてましたね(^^;
数学とか物理学とか、天才による知の飛躍を必要とする世界。
ちょっと覗いてみたくなります。
私のやっていることは、INDEX業務・索引業務に過ぎないなァといつも思います。
便覧や資料集の索引から、コレかなァって検索。
過去の誰かの成果に、自分の業務課題をあてはめて ExcelやWordの上書き保存。
情けないです(^^;
ところで、あるヒトに聞かれました。
「あの若い美人の船長、独身?」
アナタのことです。
「ケンブリッジ出の才媛。27歳。独身。」
とこたえておきました(^o^)
交際を申し込んでくるオトコが現れるかもしれません。
こう言えばいいでしょう。
「交際の申し出、喜んでお受けします。
ミルクティーを飲みながら、お話し しましょ。
話のテーマは、ティーカップに注いだミルク
がエントロピーを増して拡散する現象を、
量子力学的見地から解釈できるか。
ということでヨロシイかしら」(^^;
投稿: KON-chan | 2019年8月23日 (金) 17:48
おはよーございます、KON-chanならいまごろ海の上かしら。
私はダラダラと朝寝していました。
そろそろ活動しなくちゃ。
私は物理必修で受検して、物理で落ちたと確信(なのに何故か合格)、進学したところでやっぱり物理と数学で追試を毎回最後まで受けてお情けで単位をもらっていました。自分は理系じゃなかったんだと、そこまで行って自覚しました(笑)
機能低下の一途である私の脳みそでは、ムズカシイ理論はとっても理解できません。
なんせ、マガレイの仕掛けの構図もよくわからんのですから(笑)
過去の誰かの成果を1から理解することは、ヒトの脳の許容を超えると思います。
エンジンの構造がどうなっているか、スマホの電子回路は。世の中は便利になりましたが、複雑すぎます。そんな理論を知らなくても物は使えるし役に立つのですもの。
それより現代できっと大事なのは、サービスなのかなあと思います。
理解しないまま物を使う時に判らなくなったり不具合が出たら助けてくれるサービス。物を作る時に、使う側を考えて作るサービス。美味しいって言ってもらうのもサービス。相手に理解できるように説明するのもサービス。みんな知らない誰かのためのお仕事ですよね。
なかなか、大変なのはお互い様ですねえ。
ところで、KON-chanいろいろ間違っていますよ(笑)
わざと嘘の情報を教えるのは、サービス精神に反するはず。
私には女子友が少なくて、それはイコール一般的な女子とは話しが合わないためで、それは結局、私がおっさんとやってることが変わらないからですね(注・若い男子もまたやってることが違うのでほぼわかり合えない)。
なので、おっさんとは仲良くできそうな気がしています。
おっさん同士で楽しくやりましょーー。
投稿: めりー | 2019年8月24日 (土) 05:41
晴れわたりましたが、当地、強風。
今日は所用あって伊達に行かねばならず、海にも山にも行けず(^^;
ニュートンが言ってますね。
If I have seen further it is by standing on the shoulders of Giants.
私がもっと先を見たとしたら、それは巨人たちの肩の上に立っていたからだ、と。
アルキメデスからアインシュタインまでの2000年の英知を、義務教育を終えてからの数年で。
アインシュタイン以降 現在までの英知をその後のやはり数年で得て、そのまま最先端の世界に入っていくヒト、いますね。
数学や情報や芸術の世界にもいます。
訓練とか努力とか積み重ねとか、凡人がそれを尊いモノとして口にするエンヤコーラの過程をスルーして、ピョンと前に行っちゃうヒト、います。
そして、そんなヒトが必要なんですねェ。
めりーさんをおっさん扱いできるヒト。
それは、いないでしょう。
おやじギャル扱いやおっさん女子扱いするには、めりーさん、女子力強い。
ンでも、私たちおっさんと仲良く遊んで下さい(^^)
投稿: KON-chan | 2019年8月24日 (土) 20:39