夏山を歩く 3
北西風強く、我が小船では釣りにならない。
山へ。
駐車場からヒュッテまでの道には、小川状に水の流れ。
山は下界とは違う雨の降り方をした模様。
鷲別川の渡渉を繰り返す水元沢コースに入れば、靴の水没必至。
で、
登り:西尾根コース
下り:夏道コース
と、無難なルートを。
西尾根825メートルピークにて。
仰ぎ見る室蘭岳山頂には雲が懸かっているが、右奥 登別沖太平洋は陽光の反射。
このあたりから、タテハやベニシジミがノハラアザミの花に しがみついているのが見え始める。
山頂にて。
山頂を踏む頃には、雲の底が上がってガスっ気が消えた。
山頂寒暖計は13℃。
山頂から見る室蘭港。
北西から南東への雲の流れが速い。
ただし、雲の底が刻々上がり、見晴らしが良くなっていく。
縦走装備の若い登山者が上がってきた。
しばしの立ち話。
この夏、私が荒天予報を受けて山行を諦めたのがトムラウシ山。
愛知からの彼は、そのトムラウシ山から旭岳への縦走を終えて、ここに来たと。
移動手段は公共交通機関。
室蘭岳登山口に取り付くことも大変だったろう。
私が失って久しい若さと健康な筋肉。
それは無茶の源。
そして、その無茶は健全だ。
まだ一週間、北海道を歩くとのこと。
この先も、良き山行を。
もう少し歩きたいが、午後から所用。
樹間にヒュッテの屋根の赤が見えてきた。
ここで、山を抜けることに。
山歩き時間2時間50分。
15563歩。
飲食なし。
コメント
おはよーございます。
健全な無茶というのに、身に覚えはありますが、すっかり大人しくなりました。
できる時にできることをする。
でも、無茶の記憶も悪くないですよね。
投稿: めりー | 2019年8月26日 (月) 04:46
めりー船長さん、こんにちは
めりーさんは、まだまだ、〝健全な無茶〟を継続されているようにお見受けしますが(^^)
私も〝無茶〟しています。
私の場合は、〝健全〟とは言い難いですが(^^;
若いアタマと筋肉の動きに任せた行動こそ取れなくなりましたが、大人になっても大人の枠を外した〝無茶〟はできそうな。
ゴリゴリ・ガリガリ・チャラチャラ、汗だくになって・青ざめて・天を仰いで、時には財布の中に絶望しても、〝健全な無茶〟を。
投稿: KON-chan | 2019年8月26日 (月) 08:03