『学校では教えてくれない! 英文法の新常識』を読む
dollar(ドル) の複数形には s が付き、1dollar 100dollars
yen(円) は単数・複数とも同じ(単複同形)単語なので、 1yen 100yen
同じ関係が、
lion(ライオン) の複数形には s が付き、the Saitama Seibu Lions(埼玉西武ライオンズ)
carp(コイ)は単複同形の単語だから、the Hiroshima Toyo Carp(広島東洋カープ)
『室蘭マリーナの釣りっこ情報』内の『アグネス 船長によるマグロ研修 第2弾』記事中にあったもの。
アグネス船長一行がハワイ島コナ沖であげたのが、 246LBS(246ポンド:112キロ超)の blue marlin(マカジキ)だったことが記された検量所発行の証明書。
ここで、
lb(pound:ポンド) の複数形には s が付き、1lb(a pound) 100lbs (one hundred pounds ) 。
marlin(カジキ)の方は単複同形の単語だから、blue marlinを何尾掛けても blue marlin 。
って理解で止まっていると、その常識がくつがえされる。
こんな飯屋で読み始め。
本書中に出てくる構文・単語とも義務教育レベル。
例えば、
〝はじめまして〟と挨拶する時は、
“How do you do?”
でいいだろうか。
と、話題が始まる。
今の英語では、
How do you do?
で挨拶を始めることはほとんどなく、代わりに
Nice to meet you.
が普通なのだと。
Roman Holiday(ローマの休日)で、Ann王女がJoeに初めて言うのが、“How do you do?”
王女の市民への声掛けが、 “How do you do?” 。
短い会話のやり取りの後、Ann王女がJoeに言うのは、
“You may sit down.”(お座りになってもよろしくってよ)
How do you do?
は、それほどに格式ばった上流の挨拶なのだと。
本夕、読了。
初めの話に戻る。
carp(コイ) も marlin(カジキ) も単複同形の単語。
だから、何尾集まっても、carp は carp 、marlin は marlin ・・・ではない。
イチローが’15・16・17年と在籍したのが、 the Miami Marlins 。
Marlins で、チームを構成する選手たちを表す。
なので、
the Hiroshima Toyo Carp
ではなく、
the Hiroshima Toyo Carps
のほうが英語ネイティブにはシックリくるようだ。
leaf(葉っぱ)の複数形は leaves 。
なのに、カナダのプロアイスホッケーチームが、
the Tronto Maple Leafs
なのも the Miami Marlins と同じ流れ。
かつてのアイドルグループの the Four Leaves(フォーリーブズ)。
the Tronto Maple Leafs の流れから、the Four Leafs(葉っぱが4枚)であるべきだなんて言い張ってはいけない。
the Four Leaves の leave は 葉っぱとは関係なく〝出発する〟の意。
the Four Leaves は〝4つに出発する〟 。
語学は難しい(^^;
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