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2019年7月13日 (土)

『学校では教えてくれない! 英文法の新常識』を読む

dollar(ドル) の複数形には s が付き、1dollar  100dollars
yen(円) は単数・複数とも同じ(単複同形)単語なので、 1yen  100yen

同じ関係が、
lion(ライオン) の複数形には s が付き、the Saitama Seibu Lions(埼玉西武ライオンズ)
carp(コイ)は単複同形の単語だから、the Hiroshima Toyo Carp(広島東洋カープ)

Magurohawai2811
『室蘭マリーナの釣りっこ情報』内の『アグネス 船長によるマグロ研修 第2弾』記事中にあったもの。
アグネス船長一行がハワイ島コナ沖であげたのが、 246LBS(246ポンド:112キロ超)の blue marlin(マカジキ)だったことが記された検量所発行の証明書。

ここで、
lb(pound:ポンド) の複数形には s が付き、1lb(a pound)  100lbs (one hundred pounds ) 。
marlin(カジキ)の方は単複同形の単語だから、blue marlinを何尾掛けても blue marlin 。

って理解で止まっていると、その常識がくつがえされる。

Grammar 
こんな飯屋で読み始め。

本書中に出てくる構文・単語とも義務教育レベル。
例えば、
〝はじめまして〟と挨拶する時は、
“How do you do?”
でいいだろうか。
と、話題が始まる。

今の英語では、
How do you do?
で挨拶を始めることはほとんどなく、代わりに
Nice to meet you.
が普通なのだと。

Roman Holiday(ローマの休日)で、Ann王女がJoeに初めて言うのが、“How do you do?”
王女の市民への声掛けが、 “How do you do?” 。
短い会話のやり取りの後、Ann王女がJoeに言うのは、
“You may sit down.”(お座りになってもよろしくってよ)

How do you do?
は、それほどに格式ばった上流の挨拶なのだと。

本夕、読了。

初めの話に戻る。

carp(コイ) も marlin(カジキ) も単複同形の単語。
だから、何尾集まっても、carp は carp 、marlin は marlin ・・・ではない。

イチローが’15・16・17年と在籍したのが、 the Miami Marlins
Marlins で、チームを構成する選手たちを表す。

なので、
the Hiroshima Toyo Carp
ではなく、
the Hiroshima Toyo Carps
のほうが英語ネイティブにはシックリくるようだ。

leaf(葉っぱ)の複数形は leaves 。
なのに、カナダのプロアイスホッケーチームが、
the Tronto Maple Leafs
なのも the Miami Marlins  と同じ流れ。

かつてのアイドルグループの the Four Leaves(フォーリーブズ)。
the Tronto Maple Leafs の流れから、the Four Leafs(葉っぱが4枚)であるべきだなんて言い張ってはいけない。
the Four Leaves の leave は 葉っぱとは関係なく〝出発する〟の意。
the Four Leaves は〝4つに出発する〟 。

語学は難しい(^^;

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