『考えるマナー』を読む
テーブルマナーやゴルフ場のドレスコードなら、マナーブックに載っているが。
本書に掲載されているのは、マナーブックでもネットでも拾えない作法、態度、振る舞いの話。
こんな喫茶店で読み始め。
読売新聞夕刊の〝たしなみ〟欄に連載されていたものを一書と成したもの。
著者は12人。
歌人・作家・ロックンローラー・お笑い芸人・画家・哲学者・元外交官。
見開き2ページで1話。
少ないヒトは3話。
多いヒトだと13話。
全部で131話。
12人の、ネタの広さ・頭の柔らかさ・視点のユニークさの競い合い。
その競い合いに、かなりのレベルの高さを期待できそうな著者布陣。
しかし、残念、それほど刺激的な話はない(^^;
全国紙への投稿なので、好き放題に書けない。
と、著者の筆に自制がかかっているのかもしれない。
そのことを差し引いても、ヒトの持つネタの広さ・頭の柔らかさ・視点のユニークさの限界の狭さ。
本夕、読了。
よく言われる。
「コンちゃん、文章長いッ! 釣り情報以外は10行までに」
この記事も、井上荒野〈いのうえ あらの〉の『子供のマナー』に反応し、あれこれ書き込んだ随分と長いものだった。
で、バッサリ詰めて、ここまでに。
私の作文マナーの限界(^^;
Twitterは、半角280文字まで。
米国大統領は、280文字までも使わずに世界に影響力を及ぼしている。
に、比べ、我が言葉の何と力のなさヨ(^^;
コメント
思うことを的確な言葉で表現できることは才能です。コンちゃんの文章、私は好き。
私は本を読むのも好きですが、書き手にこだわりがありません。
職業ではなく個人で書いているブログにも、好きな文章の人がいてこっそり読んでいるものがあります。コンちゃんのブログもそのひとつ。
なかなか、真似しようと思っても同じようには書けません(笑)
大学の頃は、お金が無くて本を買うことができませんでした。
自分で仕事をして収入があって、本を買うお金があるってシアワセだなって、今は思います。
あ、図書館を利用する習慣が無いんですよね。ここでも無駄遣い。
でも、ジグと違って海で無くすことがないぶんマシかなー。
投稿: めりー | 2019年6月26日 (水) 10:42
めりー船長さん、こんにちは
いやいやいや、ンなこと言われると その気になる軽い性格の私。
右目を閉じて、左耳をふさいでおきます(^^;
めりーさん、木星も球状星団も天の川もライディングも釣りも多肉植物もバラも短時間睡眠もスゲェーなァ。
頭のいいヒトです。
読売新聞日曜版には書評欄が2面あるのですが、昨年まで小泉今日子が毎週1冊書評を書いていました。
チャラチャラ芸能人の書評なんてと、とても言えないなかなかのセンスで、読売新聞日曜版の書評面は欠かさず読んでました(^o^)
室蘭市立図書館は1958年、日本製鋼所の寄付で建設されたもの。
最近、ブックパークと名付けられた新図書館ができましたが、本の所蔵は薄いです。
登別図書館はとても小さいですが、むしろこちらの方が使いやすいです。
室工大図書館は市民に開放してくれています。
理工学書ばかりかと思いきや、意外と手広く所蔵されています。
って、2年に1回使うか使わないかですが。
駅の近くに図書館があるのが、長万部と様似。
どちらも洒落た建物で、列車の待ち時間に使うのに便利です。
紀伊國屋とジュンク堂があるし秀岳荘には山の本が置いてあって、やはり札幌はいいなァ。
本を買う余裕ができた頃には、目が(^^;
投稿: KON-chan | 2019年6月26日 (水) 18:52
おはよーございます。さすが図書館には詳しいですね。足しげく通ってらっしゃるのね。
新聞のコラムや書評は私も好きですが、新聞を取っておりませんで、職場で道新を拾い読みする程度です。なかなか面白いものですよね。(テレビ欄は一切見ませんが)
でも、紀伊國屋も行かないし、ジュンク堂も行かないなあ(笑)
案外コンビニなんかで買うことも多いです。あとはBOOK OFF。最近は楽天もいいですね。先日KON-chanが書評した雑草の本も楽天で取り寄せました。でも、大抵は表装と解説や触りを少し見て、読んで見たいと思ったら買うという感じ。行き当たりばったりです。つい買いすぎて読んでない本が溜まっていくので、今日は2冊まで、などと決めて本屋さんをぶらぶらします。
山岳小説では夢枕獏さんの「神々のいただき」を読んでめっちゃ感銘を受けました。他の山小説に手を出す気になれません。
すごいなあ、KON-chanもあんな気持ちで山を歩くのだろうか。
また読み返したい作品です。
昨夜は青山で天の川を眺めてAM1時すぎに帰宅、ちょっと遅めに4時起床しました。仕事ちゅう頑張って目を覚ましておかなくちゃ(笑)
投稿: めりー | 2019年6月27日 (木) 08:07
山はいいですよォ。
「神々のいただき」は相手がエベレストですから感動するドラマがありますが、私のやっているのは、低山をうろうろ、トレッキング、ウォーキング(^^;
そんなんでも、山はいいですよォ。
私の山歩きのスタートは、あのバイク乗りのK船長が目国内岳(めくんぬいだけ)頂上から撮った羊蹄山へ連なるニセコの峰々の写真を見せてくれたのがきっかけ。
彼、時々、ため息の出るような写真を撮るンです。
ニセコの山は全部 頂上を踏みました。
体力のあった もっと若い頃に山を知っていたらと思わないわけでもありませんが、今の年齢、今の体力だから感じるものもあるのかなァ、と。
しかし、人によってその時期は異なりますが、ある年齢を越えると山は逃げます。
去年 4時間で頂上に立てた山が、今年は4時間半。
来年は5時間でもどうかという具合に。
既に、私から山が逃げ出してます(^^;
図書館は2年に1回あるかどうか。
拙ブログで記事にした本で、図書館利用のものは1冊のみ。
『チングルマ雑考 2』記事中の、『植物和名の語源探求』がそれです。
https://kon-chan.cocolog-nifty.com/konchans_logbook/2017/08/post-5368.html
この本は私の居住範囲の図書館には所蔵されてなく、江別の道立図書館から借り出しました。
そのほかは、札幌に出たときにまとめ買いしたものか、Amazonでポチッですね。
それにしても、めりーさんのショートスリーパー体質はスゲェーなァ。
私より一日に4時間は多く生きています。
ゆっくり寝た朝のナギの沖でお会いしましょう。
投稿: KON-chan | 2019年6月27日 (木) 19:59