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2019年2月17日 (日)

冬山を歩く 10

1月3日が、直近最後の山歩き。
体がすっかりナマった。

冬の山の強風にさらされ、ナマった体を目覚めさせたい。

 登り:冬コース
 下り:夏道コース

19021701【画像:1枚目】
冬コースの雪は締まって沈まない。

樹林帯を抜けると、左から強風。
雪が舞い、体に当たる。
ジャケットのフードをかぶり、風に耐える。

小さな犬。
しかし、ついに、彼(女)らに、追いつけず、差は広がるばかり。

負荷を増やすためにザックに入れていた4リットルの水を、早々に捨てた(^^;

【画像:2枚目】
室蘭岳山頂にて。

里はプラスの気温。
山頂寒暖計は氷点下9℃。

19021706【画像:3枚目】
雪化粧のダケカンバの樹列に沿って、夏道に入る。

この山で一番使うヒトの多いコースだが、トレース(足跡)なし。
こちらは沈む雪。
大変に歩きづらい。

後ろからヒトの声が聞こえる。
が、振り返っても人影見えず。

再び、声。
振り返る。
人影見えず。

三度(みたび)、声。
振り返る。
人影見えず。

木に強風が当たって、ヒトの話声のように聞こえるのだ。
と、解釈したが、私の頭が変調していたのかも。

【画像:4枚目】
ヒュッテが見える頃、日が見えてきた。
下りてから、空が明るくなる。
山歩きでは、よくあること(^^;

山歩き時間2時間40分。
10265歩。

飲食なし。

さて、ナマった体が目覚めたか。
いや、まだまだ(^^;

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コメント

こんばんは。
山頂の〝室蘭岳〟の看板はまだ
雪で前面隠れていませんね。

風の音が動物の声に、人の声に聞こえたり
します。
邪音が無いからでしょうね。
そういう静寂の世界も良いもんです。

投稿: キーさん | 2019年2月17日 (日) 20:59

キーさん、こんにちは

昨シーズンは、1月の初めには山頂標識が雪で埋まりました。
今シーズンは、1メートル以上雪が少ないです。

久しぶりに冬の風に当たってきました。
山はいいですねェ。
何も考えません。

見えるものが見えるだけ。
聞こえるものが聞こえるだけ。
それが、いいんです。

投稿: KON-chan | 2019年2月17日 (日) 21:30

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