冬山を歩く 10
1月3日が、直近最後の山歩き。
体がすっかりナマった。
冬の山の強風にさらされ、ナマった体を目覚めさせたい。
登り:冬コース
下り:夏道コース
【画像:1枚目】
冬コースの雪は締まって沈まない。
樹林帯を抜けると、左から強風。
雪が舞い、体に当たる。
ジャケットのフードをかぶり、風に耐える。
小さな犬。
しかし、ついに、彼(女)らに、追いつけず、差は広がるばかり。
負荷を増やすためにザックに入れていた4リットルの水を、早々に捨てた(^^;
【画像:2枚目】
室蘭岳山頂にて。
里はプラスの気温。
山頂寒暖計は氷点下9℃。
【画像:3枚目】
雪化粧のダケカンバの樹列に沿って、夏道に入る。
この山で一番使うヒトの多いコースだが、トレース(足跡)なし。
こちらは沈む雪。
大変に歩きづらい。
後ろからヒトの声が聞こえる。
が、振り返っても人影見えず。
再び、声。
振り返る。
人影見えず。
三度(みたび)、声。
振り返る。
人影見えず。
木に強風が当たって、ヒトの話声のように聞こえるのだ。
と、解釈したが、私の頭が変調していたのかも。
【画像:4枚目】
ヒュッテが見える頃、日が見えてきた。
下りてから、空が明るくなる。
山歩きでは、よくあること(^^;
山歩き時間2時間40分。
10265歩。
飲食なし。
さて、ナマった体が目覚めたか。
いや、まだまだ(^^;
コメント
こんばんは。
山頂の〝室蘭岳〟の看板はまだ
雪で前面隠れていませんね。
風の音が動物の声に、人の声に聞こえたり
します。
邪音が無いからでしょうね。
そういう静寂の世界も良いもんです。
投稿: キーさん | 2019年2月17日 (日) 20:59
キーさん、こんにちは
昨シーズンは、1月の初めには山頂標識が雪で埋まりました。
今シーズンは、1メートル以上雪が少ないです。
久しぶりに冬の風に当たってきました。
山はいいですねェ。
何も考えません。
見えるものが見えるだけ。
聞こえるものが聞こえるだけ。
それが、いいんです。
投稿: KON-chan | 2019年2月17日 (日) 21:30