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2018年12月12日 (水)

『南北朝動乱のなかの京と田舎』を読む

随分以前、山川日本史を通読した。
南北朝時代は、14世紀の中頃から終わりにかけての約60年。
山川日本史では、この60年間の記述に費やすのは3ページ。

 

Historyこんな喫茶店で読み始め。

石ノ森章太郎の〝マンガ日本の歴史〟全55巻の19巻目。

この巻の1ページ目は、南北朝時代の初年となる後醍醐天皇の京都脱出。
で、本書1巻だけでは、南北朝時代の終わりまで行き着かない。
本書内で進む年代は40年。

山川日本史が3ページで60年を記述しているのに、本書は40年を記述するのに巻末にある概説だけで8ページ、注釈が7ページ。

〝マンガ日本の歴史〟と軽いネーミングのシリーズだが、しかし、そう気楽には読めない。

原案・考証は、専門家による。

山川日本史を通読した程度の知識では、本書1巻だけでも 用語の確認を100回くらいしなければ最終ページまで進めない。

で、検索100回やって・・・

本夕、読了。

サッカーの試合。
レッドカードが適切なジャッジだったのか。
その程度の現実の評価でさえ難しい。

たった今の現実の解釈は難しい。
けれども、歴史となった過去は枯れていて、解釈が定まっているかというと、そんなことはない。
知識と教養が必要。

私にはンなものないが、歴史の面白さは分かる(^o^)

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