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2018年11月 3日 (土)

さァ、秋を釣りに行こう 1

噴火湾の船釣師は、深いところのサケは狙わない。
狙うのは水面で跳ねるサケ(と、その周囲の群れ)。
跳ね撃ち。
フライフィッシングで言うところの、〝ライズをとる〟釣り。

海水温が下がらないと、サケは沖にとどまらずに、すぐに岸寄りする。
だから、沖の海水温が高いうちは、オカからは掛かっても、沖で狙けるのは難しい。

沖でサケの跳ねを見るのはこれから。

さァ、秋を釣りに行こう。

6時、出航。

201811030【画像:上】
跳ねを見付けなくては何もできない。

カレイ釣り船団よりさらにオカ側で跳ねることがある。
岬の岩礁近くで跳ねることがある。
防波堤のすぐそばで跳ねることがある。
オカを離れること1海里の沖で跳ねることがある。
湾奥、ずっと先で、跳ねることがある。
自艇通過後すぐの、白く泡立った航跡の中で跳ねることがある。

ウォッチするのは、前も後ろもアッチもコッチも。
要ウォッチ範囲は、控え目に見積もっても、幅1海里、長さ30海里。
100平方キロ。

今日はその3分の1、30平方キロをウォッチ。
室蘭市の面積が80平方キロだから、その広さが分かろうというもの。

海面から1メートル高い所の眼で見える水平線までの距離は1.9海里。
これが、1.5メートルだと、2.3海里。
3メートルだと、3.3海里。

背の高い船、眼のいい人に有利な釣りだが、なかなか理屈通りにはいかない。
朝がたはこちらで跳ね、昼近くはあちらで跳ねなんてのはよくあること。

あそこ、例の場所、むこうとサケの跳ねを探す。

空は澄み、海は秋の陽にきらめいた。

【画像:下】
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
冬化粧の羊蹄山。
左、有珠山。
右、昭和新山。

海水温が高く、沖は15℃。
サバが食ってくる水温。
こんな水温では、サケはなかなか跳ねない。
って、ことにしよう。

本日、ヒト跳ねも見ず。
ワンキャストもできず(^^;

早い話が、ボーズ(^^;

やァ、おはようございます。
今日の同乗はルアーマンのKさん

Kさんの御尊顔掲載は、サケを掛けてから。
また行きましょう。

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コメント

お疲れさまでした。
30平方キロとは(笑)
波が高くて鮭が50cmばかり跳ねても、今日は見えなかったのでは。
皆さんデコで今日はグッスリと眠れそうです( ̄▽ ̄)

投稿: 夫婦釣り | 2018年11月 3日 (土) 17:12

夫婦釣りさん、こんにちは

色々とあげた ご様子、何よりです。

朝焼けがキレイでした。
シケっぽい海域もありましたが、暖かい日で、空気も透明でした。
それ以上ほかに何がいるでしょうか(^o^)

前にも書いたように思いますが、私、ボーズでも好釣日と同じ気分で帰ってきます。
ヒトがサカナを掛けるのです。
できないわけがありません。
腹の減ったサカナの鼻先にルアーを泳がせることができたら、サカナは食ってくるのです。
今日は食い気のあるサカナも跳ねるサカナもいなかっただけです。
ということに、私はしています(^^;

食い気のあるサカナで跳ねるサカナがいる時に、沖でお会いしましょう。

投稿: KON-chan | 2018年11月 3日 (土) 18:25

こんばんわ。
地平線って意外と近くなんですね。
と、言っても中々たどり着けませんが・・・。

有珠山、羊蹄山、新山と三役そろい踏みの
ショット良いですね―。
あの辺りで石持ちが・・・。
どこで何が釣れるかが、海の楽しい所です。

投稿: きーさん | 2018年11月 3日 (土) 21:08

きーさん、こんにちは

海面から2メートル高い所の眼だと、見える水平線までの距離は2.7海里となります。
以前、拙ブログの記事
https://kon-chan.cocolog-nifty.com/konchans_logbook/2006/08/post_93ea.html
で、計算過程を掲載しています。
ピタゴラスの定理です。

山はいいですねェ。
ガシガシ歩ける年ではありませんから、ゆっくりとしか脚を動かせませんが、それはそれで楽しいです。

大きなイシモチがあがっているようですね。
とにかく沖に出て竿を出さないことにはサカナは掛かりません。

ナギの日、秋の澄んだ青空の下、沖でお会いしましょう。

投稿: KON-chan | 2018年11月 3日 (土) 22:07

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