『図解 見れば見るほど面白い 「くらべる」雑学』を読む
大さじ2杯の水は 30CC、30グラム。
30CCに含まれる水分子(H2O)の数は、1の後ろに0が24個。
10の24乗。
1兆の1兆倍、1テラの1テラ倍と大変に大きな数。
1回目。
半分捨てて、大さじ1杯の水に。
15CC、15グラム。
15CCに含まれる水分子の数は、上の半分の 5×10の23乗。
1兆の5千億倍、1テラの500ギガ倍。
2回目。
さらに半分捨てて、大さじ1/2杯の水に。
7.5CC、7.5グラム。
7.5CCに含まれる水分子の数は、上の半分の 2.5×10の23乗。
1兆の2千5百億倍、1テラの250ギガ倍。
3回目。
さらに半分捨てて、大さじ1/4杯の水に。
3.75CC、3.75グラム。
3.75CCに含まれる水分子の数は、上の半分の 1.25×10の23乗。
1兆の1千2百5十億倍、1テラの125ギガ倍。
こうやって半分捨てる作業を何回も繰り返せば、いつか水分子が1個だけ残るだろう。
こんな喫茶店で読み始め。
速さ・寿命・重さ・温度等々、色々なものがくらべられる。
体重1キロ当たり1時間につき消費する酸素の量。
インドゾウ 0.07リットル
ウマ(通常時) 0.145リットル
ウマ(疾走時) 9.6リットル
ヒトは効率が悪い。
ヒト(通常時) 0,33リットル
ヒト(疾走時) 4リットル
加速度の単位は、メートル毎秒にさらに毎秒。
メートル毎秒毎秒。
旅客機の滑走・離陸時 2.7。
車 3。
自転車 4,2。
これらよりも、ヒトのスタートダッシュが大きく 5。
今夕、読了。
冒頭に書いた 半分、半分、半分、・・・ の話。
半分、半分、半分、・・・、あるいは 2倍、2倍、2倍・・・ と進むとわずかな回数でも、大変に小さく、あるいは 大変に大きくなる。
大さじ2杯の水から水分子1個にたどり着くための半分、半分、半分、・・・の回数。
80回。
これを少ないと感じるか、そんなものと感じるか。
これも本書中の「くらべる」テーマ。
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