『ずっと信じていたあの知識、実はウソでした!』を読む
美しく滑らかな形状で、動きがスムーズなモノ。
これらは、速い・強い・合理的。
直感が受け付けるモノ。
これも悪くはない。
古典・伝統・天然。
いいに決まってる。
お金じゃないわ、ココロよ。
おォ、ここに真実の愛がある。
以上は、ホントか(^^;
こんな喫茶店で、読み始め。
本書の「はじめに」の最後に、
〝本書の中では、
ずっと信じてき
た「常識」が覆
る瞬間を何度
もご体験いた
だけることだろ
う。あなたの
「常識」は今、
覆される。〟
とある。
この「はじめに」が すでに、何だかなァ(^^;
分野ごとに小さなテーマが多数たてられ、それらが何人かで手分けして書かれている。
そのなかに、似かよったテーマで別の分野にも出てくる項目がある。
それを違うヒトが書いていたりして、編集のずさんさがあって内容に矛盾が生じているものがある。
本書内の全てが全てそうなわけではないけれど、根拠不足感が強い。
この類の本は、読み捨て本。
ではあっても、もう少し丁寧に本を作って欲しいものだ。
本夕、読了。
1/2 + 1/3 + 1/4 + 1/5 + 1/6 + 1/7 ・・・
という規則で、ずぅーッと足し続けると、〝チリ〟も積もれば山となるで 無限大 になる。
1/2 + 1/4 + 1/8 + 1/16 + 1/32 + 1/64 ・・・
という規則(分母を倍・倍・倍・・・とする)で、ずぅーッと足し続ける。
上の足し算より、足し合わせる〝チリ〟が小さいけれど、これも無限大かなァ。
無限大にはならないまでも、相当大きな数になりそうだ。
ところが、いやいや、
1/2 + 1/4 + 1/8 + 1/16 + 1/32 + 1/64 ・・・と、ずぅーッと続けた足し算は 1 。
〝チリ〟は〝チリ〟のまま、山にはならない。
以上は、事実。
これを逆に、
1/2 + 1/4 + 1/8 + 1/16 + 1/32 + 1/64 ・・・と、ずぅーッと続けた足し算が 1 である証明を見せられたあとで、
1/2 + 1/3 + 1/4 + 1/5 + 1/6 + 1/7 ・・・と、ずぅーッと足し続けるとどのくらいの大きさになるかと問われたら、我々の直観は無限大にまで及ぶことができるだろうか、サテ(^^;
〝常識〟とは〝直観〟が納得する感覚だろう。
冒頭に戻る。
美しく滑らかな形状で、動きがスムーズなモノ。
直感が受け付けるモノ。
古典・伝統・天然。
お金じゃないわ、ココロよ。
これらに簡単に引っ掛かっているのが私(^^;
美しく滑らかな形状で動きがスムーズなサカナ。
コイツは間違いなくいい。
デカければ、なおいい。
ンなのが掛かってほしい・・・(^o^)
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