『KAJIMA 2018 08』を読む
日本にゼネコン数々あれど、以下の5社は企業規模が図抜けて大きく、スーパーゼネコンと呼ばれる。(注)
大林組
鹿島建設
清水建設
大成建設
竹中工務店
創立も古い。
鹿島建設、1840年。
清水建設にいたっては1804年。
どちらも、11代将軍家斉(いえなり)の時代から事業をスタートさせている。
今日 読んだのは鹿島建設の社内報『KAJIMA』の最新号。
こんな飯屋で読み始め。
表紙とそれに続く扉の見開きは、タイ・ブーケット島で建設中の高級分譲ヴィラ。
日がな一日アンダマン海を眺めウトウトできるテラスがあるらしいが、てな一日を過ごすには、延べ床面積700坪の家屋内、及び単位がhaの敷地の整備清掃、調理、あれやこれやで、どう少なく見積もっても5人は使用人が必要だろう。
JR渋谷駅内ホームの改装のため、45時間で行った線路の切替工事の様子が紹介されている。
題して『緊迫の45時間』。
事務職員まで駆り出しての突貫工事。
で、最後のページが『造る』というコラムで、今号のテーマは「故郷の元気をつくる」。
書いているのが増田明美。
この文章を読むために『緊迫の45時間』があるようなもの。
このヒトの文章、ホッとする(^o^)
本夕、読了。
この手の社内報で有名なのは、『日立評論』と『東芝技報』。
取り扱う範囲が大変に広いから、どの号にも素人でも読めるページがある。
が、それはごくわずか。
どちらも技術レベルが高過ぎて、私には取り付くこともできない記事がほとんど。
に、対し、ゼネコン会社の社内報は美術画集。
眺めているだけで、なごむ(^o^)
(注)
日本でスーパーだから世界でもスーパーで、日本のスーパーゼネコンは欧州ゼネコンと張り合ってきた歴史を持つ。
が、今、世界一のゼネコン会社は中国にある。
日本のスーパーゼネコン5社が束になったその倍近い施工数量を1社でこなす。
そんなウルトラゼネコンが中国には3社ある。
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