『スポーツ科学入門』を読む
ヒトが、
速く
強く
健康に
なる方法論。
それが、19人の識者によって、解剖学的、生理学的、物理学的、栄養学的に語られる。
こんな喫茶店で読み始め。
・遅筋(遅筋線維・赤筋)
持久するが、収縮速度が遅く、
発揮する力が小さい
長距離走向き筋肉
・速筋(速筋線維・白筋)
収縮速度が速く発揮する力も
大きいが、持久しない、
短距離走向き筋肉
個々人の持つ遅筋と速筋の割合は、
遅筋 40~80%
速筋 20~60%
と大きく違う。
筋肉自体を太く・強くすることはトレーニング次第だが、この遅筋と速筋の割合は年齢やトレーニングによって変わることはない。
だから、ヒトは生まれついた時から
マラソンランナーになれるヒトとなれないヒト
走り高跳び競技者になれるヒトとなれないヒト
が決められている。
遅筋と速筋の割合が50%・50%なら、バランスが取れて理想的かというと、さにあらず。
そんなのは、何者にもなれないただのヒト。
才能というのは、かたより。
不公平なもの。
スポーツにおいても、それは同じ。
本夕、読了。
sportとは、元々は〝気晴らし〟のこと、〝場を離れる〟こと。
ということなら、釣りもスポーツ。
かなァ、と思うのは、〝運〟に左右される部分が大きいからだろう。
ということなら、山歩きもスポーツ。
しかし、山歩きには競うものがない。
汗をかく旅行。
上で書いた、
sportとは、元々は〝気晴らし〟のこと、〝場を離れる〟こと。
こういうロジックを使ってはいけない。
いまいま現在のスポーツと、語源とは関係ない。
釣りも山歩きも健康的。
スポーツである。
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