『巻き貝はなぜらせん形か』を読む
ヒョウタンは、なぜ あんな形をしているのか。
サケ・マスのアブラビレは、なぜ あんな形をしているのか。
そのカタチがそのカタチであるには、理由がある(はず)。
【画像:上】
ダブルクリップ。
→△←
矢印の方向に閉じる。
閉じた頂点の(紙をはさもうとする)力はゼロではない。
この力を発生させたまま、このカタチを作れるのが、私には たいそう不思議。
ダブルクリップの製造法を知りたい。
【画像:下】
こんな喫茶店で読み始め。
巻き貝のらせんが等角らせんとか対数らせんと呼ばれる幾何学形状であることが示される。
副題は、「かたち」を科学する。
『巻き貝はなぜらせん形か』だが、生物学の話はない。
うどん・そうめん・ひやむぎ・きしめん。
小麦粉と塩と水で製麺する。
違いは断面。
カタチが違うだけ。
みたいな話もない。
そのカタチがそのカタチになるには理由がある。
重力とか表面張力とか、もろもろの作用があって、そうなる。
そのカタチがそのカタチである理由は本書の範囲外。
だから、『巻き貝はなぜらせん形』であるかの理由は、本書では分からない。
本夕、読了。
ダブルクリップの製造法も本書では分からない。
随分長いことダブルクリップを眺めていたら・・・
おォ、ダブルクリップの製造法が分かった(つもり)(^o^)
コメント
なぜに「ダブルクリップ」と言う名称なんだろうと言う疑問が。。。Wの形でもないし、
無理に思い込めばWといえなくも無いけど。
止めるところが2つ有るわけでも無いよね。
投稿: oxy | 2018年8月 7日 (火) 07:15
oxyさん、こんにちは
厚めに紙を挟めばWに見えなくもないのかなァと思って、実際に紙を挟んでみましたが、WというよりはVですね。
米国人が考え、命名も米国人のようです。
ボールベアリングとかローラーベアリング。
あれ、ボールやローラーが抜けません。
ボールやローラーが抜けないということは、入れる時は、さてどうしたんだろうと。
ベアリングの組み立て工程を知った時は、頭の中を涼しい風が通り抜けていくような気持ちの良さだったことをおぼえています。
カタチが決まっているものは、たいてい機能も優れていますね。
投稿: KON-chan | 2018年8月 7日 (火) 08:12
ボールベアリングは、おそらくボールを規定数入れてから、プレスして横面の薄い鉄板で押さえるのかと思ってましたけどね。そーいえば、アンテナのローテータは開放型のベアリング入ってまして、知らずに分解したら、バラバラと落ちて、ひどい目に遭いました。錆びていたので
洗浄して、グリスを入れて乗せてからケースで押さえ込む頃には手はグリスでベロベロになってました。
投稿: oxy | 2018年8月 9日 (木) 09:30
PEラインは日本で買うとけっこうなお値段だと思いますが(しばらく買ってない)最近は中国でもつくれるようになったみたいで、すごく安くでてましたね。
実は、バイクに乗せるのに収納サイズの短い
山岳用のテントを探してまして
見つけた次第です。300mで400円くらいだったかな
太さにもよると思うけど、チラ見なので。。。
投稿: oxy | 2018年8月 9日 (木) 09:36
ベアリングの製法はおっしゃる通りです。
保持器とかリテーナーと呼ばれる薄板で転動体をおさえてます。
スラストベアリングはバラバラになりますね。
以前、中島に日本精工の出張所があり、そこでベアリングを買ったことがありました。
ベアリングは規格化が完璧で量産しているので、とても安価です。
ところで、スウェーデンで作られる鋼は優秀です。
その鋼を使って作るスウェーデンのベアリングも優秀で、スウェーデンのSKF社は100年以上も世界最大のベアリングメーカーとして操業しています。
そのスウェーデンは中立国なので、第二次大戦中も連合国・枢軸国問わず商取引をしてました。
ドイツにもベアリングを輸出しています。
そのため、SKF社は米国に爆弾を落とされています。
米国・国務省の発表は誤爆ということですが。
投稿: KON-chan | 2018年8月 9日 (木) 19:19
日米繊維摩擦ってのがあったくらいで、繊維産業は大量生産軽工業の代表みたいなもの。
繊維は、100m作れたら1000km作るのも100万km作るのも同じで、設備ユニットを増やしていくだけですから、量産による価格の低下しろは大きいのでしょうね。
もうすでに原糸は日本に入ってきているのでは。
投稿: KON-chan | 2018年8月 9日 (木) 19:20