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2018年8月25日 (土)

『決定版 天ぷらにソースをかけますか?』を読む

室蘭市内の某だんご屋。





ンな串団子を2つ買う。

その店、
○ ○ 
○ ○  
○ ○  
| |  
というふうに平面的に容器に並べない。

90°起こして容器に並べる。
つまり、こんな感じ。
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[] []
[] []
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アンコはどうする。
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と、するか、

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と、するか、

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と、するか、だろう。

ところが、某だんご屋、
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と、アンコをつけてくれる(^o^)

 

Photo_2こんな喫茶店で読み始め。

副題が『ニッポン食文化の境界線』。

・赤飯に甘納豆
・甘露煮のクリ入り茶碗蒸し
は、北海道レシピとして有名。
みたいな話より もう少し広く一般的な食のアレコレを、日本地図上で示していく。

〝天ぷらにソースをかけますか?〟をスタートにして、
・お汁粉
・お好み焼き
・味噌
・漬物
・カレー
・納豆
・・・ ・・・ ・・・
と、話が進んでいく。

旧東海道を35日かけて歩き、
・イルカを食うか
・青ネギか白ネギか
・ウナギは背開きか腹開きか
・うどん文化圏かソバ文化圏か
・みそは何
はては
・灯油ポリタンクの色は赤か青か
などの境界を得るための調査が本気。

著者は新聞記者。

本夕、読了。

この手の話なら、私でも300や400はネタを出せそう。

・店を構えている食事処で
・本書内では話題とならなかったモノで
・実際に私が食べたモノ
という条件で、天ぷらだけに限っても、

・タラコ
・柿の葉
・青葉のカエデ
・紅葉のカエデ
・青葉のイチョウ
・黄葉のイチョウ
・お茶の葉
・生柿
・干し柿
・バナナ
・リンゴ
・ナシ
・えびせん
・ポテトチップス
・コーンフレーク
・ラッキョウ
・長ネギ
・天むす(注)
などなど、まだまだ並べられる。

桜餅。
焼くのは関東、蒸すのは関西。
室蘭市内で販売されているのは関西風桜餅が多いが、某和洋菓子店は関東風。

ウナギ。
背開き・蒸して焼くのは関東、腹開き・焼いて蒸さないのは関西。
室蘭市内の某ウナギ屋、背開きだが蒸さない。

同じく、ウナギ。
丼にするとウナ丼と呼ぶのは関東、マムシ(丼)と呼ぶのは関西。
室蘭市内のウナギも出す某食事処はマムシ。

ぼた餅。
春の彼岸に食べるのは  ぼた餅、秋の彼岸に食べるのは おはぎ、全国共通。
室蘭市内、春の彼岸でも売っているのは おはぎ。

お汁粉。
甘味処で頼むと、付け合せは無いか塩昆布、全国共通。
室蘭市内の某喫茶店、お汁粉の付け合せは福神漬け。

お好み焼き。
水溶き粉に具材を混ぜて焼くのは大阪風。 粉は粉、具は具と別々に重ね焼き。 プラス焼きそばは広島風。
室蘭市内、某A店(一昨年閉店)・某B店は大阪風。 お祭りの夜店は広島風。

福岡から室蘭への出張者。
タクシーに乗って、「うまいラーメン屋の前で降ろしてくれ」と。
連れて行かれたのは豚骨ラーメン店。
実話。

(注)
〝天むす〟は、エビの天ぷらを具にする握り飯。
天ぷらおむすびの略だろう。
私の食べた〝天むす〟はこれとは違う。
ふた口サイズの海苔を巻いた握り飯の天ぷら。
おむすびの天ぷらだから、〝おむ天〟と命名するのがスジだと思う。

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コメント

私は、
天ぷらは塩派。
ぼた餅はこし餡派。
ラーメンは醤油派。
烏賊は刺し身派。てす(⌒‐⌒)。

投稿: きーさん | 2018年8月26日 (日) 14:11

きーさん、こんにちは

家康の側室の お梶局(おかじのつぼね、英勝院:えいしょういん)が、家康に問われて、
この世で一番うまいものは塩
この世で一番まずいものは塩
と答えています。

本書内では、お汁粉・ぜんざい、つぶ餡・こし餡についてもかなり深い調査をしています。
近畿・中国・九州では、アズキつぶのあるものを田舎汁粉とか田舎餡と呼ぶ地域があるようで、こしたものを上に見ています。

室蘭市内の某マグロ料理店のデザートは煮たアズキです。
3粒。
味わうにはあまりに少な過ぎ(^^;

ラーメンは滅多に食べません。
この10年で15杯食べてないと思います。
私、熱いのがダメなんです(^^;

今日、ホームストア輪西店で、室蘭産と印字されたラベルの貼られたイカが売られているのを見ました。
昨年は、室蘭産と印字されたラベルのイカを一度も見ませんでしたが、今年はイカ漁が成り立っているようですね。
1ハイ200円。
2ハイで398円。

ナギの日、イカ海域でお会いしましょう。

投稿: KON-chan | 2018年8月26日 (日) 18:27

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