『文明人の生活作法』を読む
著者はフランス語通訳・翻訳家を経てのち画家。
現在は、ワイナリーオーナーでもある。
この題名から、テーブルマナーやゴルフ場のドレスコードを連想するヒトはいないだろう。
現代人の生活様式を取り上げ、ああだこうだとイジル話が書かれていると思うのではないだろうか。
こんな飯屋で読み始め。
イジル話はない。
書かれているのは、
・食卓の作法
・つき合いの作法
・装いの作法
装いの作法には、〝歩き方〟なんかもある。
しかし、新鮮な話があるわけではなく、古今東西のエチケット・マナーの寄せ集め。
240ページの本文のあとに付く、西江雅之の7ページちょっとの解説。
それを読むだけで、十分。
240ページを読んだに相当する。
〝イジル話〟を期待するってのが、そもそも〝文明人〟ではないのかも(^^;
本夕、読了。
世のエチケットとかマナーとかの大部分は、理にかなっている(と思う)。
・正座
・茶道における回し飲み、吸い切り(飲み干す時のズーズッズ)音
・メンを食べる時のすすり音
・汁モノは食器に直接 口を付ける
日本の作法。
これらは、理にかなっているか(^^;
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