『人はなぜヒトか』を読む
初版が30年も前の古い本。
〝人はどこからきてどこへ行くのか〟
とか
〝生きるということとは〟
とかといった文学的な話ではない。
副題は、
『生理人類学からの発想』
内容はきわめて理学的。
著者は生理学者・人間工学者。
こんな喫茶店で読み始め。
本書の初めの部分で、生理活性物質の生体内での作用が語られる。
ネットでの検索にも引っ掛からない用語もあり、私の程度では理解困難。
ページがなかなか進まない(^^;
二度読み、三度読みしながら全体の三分の一ほどまで進んだ頃から、いくらか読みやすくなった。
立つ姿勢の色々。
座る姿勢の色々。
その色々な姿勢の、脊柱カーブが示される。
どのように立ち、どのように座るべきかという議論。
ヒトは静止姿勢を継続できない。
羊水に浮かんでいる時から、ヒトはジッとしていられない。
だから、車・飛行機のシート、オフィスのデスク・イス等の形状・材質は考えられてはいるけれど、多分、決定版というのはないのではないかと思う。
そして、どのように立ち、どのように座るべきかについても。
本夕、読了。
どのような姿勢で寝るべきかという話にまで進む。
ベッドや枕のCMはよく見る。
どのような姿勢で寝るべきかについては、私は答えを持っている。
私はよく寝る。
向かい合っての、二人きりの打ち合わせの席。
目をつぶって、「ウン、ウン」と私。
で、そのまま眠りへ。
ヨダレまで垂らして(^^;
ほんの数分、数十秒。
この至福(^^;
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